令和時代の日本型学校教育~個別最適な学び~

いよいよ新年度が始まりました。

2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、さまざまな変化が起こりましたが、今年の小中学校はどのような方針になるのでしょうか。

そこで、「令和時代の日本型学校教育」と題し、これからの学校教育について3回にわたり解説していきます。

 「日本型学校教育」とは?

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、全国的に臨時休校措置が取られたことにより多くの人に学校の役割が再認識された昨年度。

特に知・徳・体を一体で育む「日本型学校教育」は、諸外国から高い評価を得ています。

日本では当たり前に思われている学習指導に加えた生活指導や部活動などの活動が学校で行われることは、国際的に見ると決して一般的ではなく、日中韓特有の現象です。

「日本型学校教育」は、①学習機会と学力の保障、②全人的な発達・成長の保障 、③身体的,精神的な健康の保障(安全・安心につながることができる居場所・セーフティネット)の役割を担っていると言えます。

直面する課題と新たな動き

そんな高い評価を得ている「日本型学校教育」ですが、一方で子どもたちの多様化や生徒の学習意欲の低下など、さまざまな課題にも直面しています。

大きく急激に変化していく社会の中で、必要な改革を躊躇なく進めることにより、従来の「日本型学校教育」を発展させ、「令和の学校教育」を実現していこうというのが今後の方向性になってくるでしょう。

個別最適な学びとは?

「個別最適な学び」とは、「令和の学校教育」の根幹の一つとなる考え方の一つで、「指導の個別化」と「学習の個性化」を学習者の視点から整理した概念です。

基礎的・基本的な知識・技能等を確実に習得させるため、支援が必要な子どもにより重点的な指導を行うなど、指導方法・教材等の柔軟な提供・設定を行う「指導の個別化」。

基礎的・基本的な知識・技能等を土台として、子どもの興味・関心に応じ、一人一人に応じた学習活動や学習課題に取り組む機会と提供する「学習の個性化」。

個別最適な学びは、これら二つを組み合わせることで、これまで以上に子どもの成長やつまづき、悩みなどの理解に努め、きめ細かく指導・支援することや、主体的に学習を調整することを促していくことを目指しています。

 

◎参照

文部科学省「「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)【概要】」

https://www.mext.go.jp/content/20210126-mxt_syoto02-000012321_1-4.pdf

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