中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
夏休みが始まり一週間が経ちました。
勉強の進み具合はいかがでしょうか。
学校がお休みだと、家にいる分いろんな誘惑がありますよね。
本当は勉強しなくてはいけないのに、テレビを見てしまったりスマホを触ってしまったり。
誰にだってあることだと思います。
しかしその誘惑に負けてばかりいると、夏休みの終わりがけに大変なことになります。
このように「やらなくてはいけない行動(勉強)を邪魔する行動(テレビ、スマホ)」のことを、
行動科学では「ライバル行動」と呼びます。
今回は「家庭学習の際、ライバル行動に打ち勝つ方法」をお伝えいたします。
まずは「人は弱い生き物である」ということを頭において読んでください。
弱いからこそ、周りを勉強しやすい環境に整理することが大切です。
「テレビやスマホは勿論、勉強机の上には勉強に必要なもの以外は置かない」
「常に、勉強机は綺麗にしておく」などが具体的な方法です。
また、我慢だけでは嫌になるので、自分へのご褒美も準備しておくことも重要なことの一つです。
例えば、1時間集中して勉強することが出来たらゲームを20分やれるご褒美を用意する、などです。
ただ、ルールを作って勉強のペースをつくることはとても良いことですが、
いきなり家庭でのルールを厳しくしすぎたりすると、子どもが大きな変化に対応しきれず結局勉強しなくなってしまいます。
ルールは少しずつ変えていくことが大切です。
例えば、今まで毎日ゲームをやっていた子からゲームをやる時間を完全に取り上げてしまうのは無理があります。
大切なのは、その子が守れるであろう小さな約束を作り、それを確実に守らせることです。
出来ることからでかまいません。
一つ一つの積み重ねが大きな成果を生むことになります。
まずは、お子さんと一緒にチャレンジしてみて下さい。