日本の政治の仕組みを知ろう①

10月31日に控えた衆議院解散総選挙。これを機に、お子様と政治の話をしてみませんか。

総理大臣の決め方や政治の仕組みを、お子様に聞かれてとっさに分かりやすく答えられる大人は多くありません。

そこで今回は、政治の仕組みについて、2回に分けてわかりやすく解説していきますね。

 

総理大臣の決め方

総理大臣は「内閣総理大臣指名選挙」という選挙によって決められます。

投票の過半数を得た人が総理大臣になりますが、この選挙は国会内でおこなわれる選挙で、投票する人も選ばれる人も国会議員です。

私たち一般人は投票できないのですが、国会議員を選ぶのは国民なので、総理大臣を決めることにも「国民の意思が反映されている」のです。

国会に衆議院と参議院があるのはなぜ?

国会は衆議院と衆議院で構成されていて、この仕組みを「二院制」や「両院制」といいます。

また、「国会は唯一の立法機関」であり、主に法律を作ったり、内容を変えたり廃止したりします。

衆議院と参議院はそれぞれ任期や役割の違いはありますが、二議院で決定されたものが実行される仕組みになっています。

なぜ、二つの議院で構成されているのか。それは、異なる二つの視点で法律案を議論することによって、国民の意見は幅広く反映させるためです。

ほかにも、一つの議院の行き過ぎた意見を抑えたり、足りない部分を補ったりすることができます。

政党って?

政党とは、同じ政治目的を持った人たちの集まりです。

分かりやすくいえば、「同じ方向に向かって一緒に頑張ろうね」という人たちで作られた団体なのです。

現在の日本には、自由民主党・立憲民主党・公明党・日本維新の会・日本共産党・国民民主党などの政党があります。(議席数の多い順)

お問い合わせ・無料体験申し込みはこちら

お問い合わせ