中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
すべてにおいて万能な人はいませんので、勉強が進んでいくうちに、必ず苦手な単元も出てくるかと思います。
苦手な単元が出てくるのはある程度仕方のないことですが、そのままにしてしまうのは良くありません。
「なんとなく苦手かも」と感じた段階で、すぐに対処していくのが望ましいです。
今回は、苦手な単元があるときの対策についてお話ししていきます。
ぜひ中学生のみなさんに参考にしていただきたいと思います。
どのように勉強すれば苦手な単元をつぶせる?
「苦手な単元があるときに、どのように勉強すれば良いのか?」といった質問をたまに受けます。
苦手な単元は“さかのぼり学習”と“反復学習”が有効です。
まずは苦手な単元の基礎の部分までさかのぼります。
「基礎は分かっている」と思っていても、実はもう少し勉強が必要なケースもあります。
基礎をしっかりと覚え直したら、苦手な単元の反復学習に入ります。
苦手な単元をワークや問題集を使って何度も解き直しましょう。
基礎をしっかりと復習して、苦手な単元を何度も繰り返し解いているうちに「分かる!」が増えて苦手が克服できますよ。
そもそも苦手な単元を作らなくて済む方法は?
先ほどは苦手な単元の勉強の仕方をお話ししましたが、そもそも苦手な単元を作らなくて済むのであれば、それに越したことはありませんよね。
苦手な単元を作らないためには、とにかく早い段階で対処しましょう。
授業中に分からないことがあったときに「あとでちゃんと勉強しよう」とそのままにしてしまうのはNG。
できるだけ授業の時間内で疑問を解決したいところですが、時と場合によってはそれが難しいケースもありますよね。
そのような場合は、分からないところにチェックをつけておきます。
そして、その日のうちに解決できるようにしましょう。
苦手に発展させないために、少しでも疑問を感じたらすぐに聞ける人(学校の先生や塾の先生、友だちなど)を見つけておくのも良いですね。
早い段階で“苦手の芽”を潰しておくのは、勉強においてとても大切です。
ぜひ今回の記事を参考に、苦手な単元を克服、苦手な単元を増やさない、勉強習慣を身につけましょう。