中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
どんな人にも言えることですが、区切りとなるタイミングでの振り返りはとても大切です。
来年度をより良いものにするために、この1年を振り返ってみましょう。
振り返りは子ども一人で行うのではなく、親子の話し合いのなかで行うのが望ましいです。
ぜひ時間を作って、親子で振り返りをしてみましょう。
学習面と生活面の振り返り
まずは、学習面と生活面の振り返りをしましょう。
年度がスタートするときに目標を立てた子は、それをもとに達成できたか否かを確認してみると良いですね。
思うように過ごせなかった子は、どうしてそうなったのか、どうしたら良かったのかまで考えるようにします。
親子で話していると“子どもの1年間を採点する”といった雰囲気になってしまうパターンがありますが、あくまでも“振り返り”をして次につなげられるような時間にしましょう。
やりたいことができた1年だったか?
学習面と生活面の振り返りの他に「子ども自身がやりたいことをできる1年だったか」を考えてみてください。
「できた」と即答した子も、よくよく話を聞いてみると実はそうでないこともあります。
そういったときに考えられるのが
- やりたいと思ったけど、すぐに無理だろうとあきらめてしまった
- ほんの少しやりたいと思っただけだから、やりたいことに含めていない
などがあります。
親御さんには話してなかったけど、本当はやってみたいと思ったことがあったケースもありますので、その辺りも踏まえてお話できると良いですね。
次の学年ではどんなことがしたいのか?
また、次の学年でどんなことをしたいのかを話し合ってみましょう。
たとえば
- どんな習い事をしたい?
- 塾に通いたい?
- 今の習い事や塾はどう?
のような話です。
通年での習い事ではなくても、夏期講習やサマーキャンプなどのような短期間のものについても話してみるのがおすすめ。
1年間を通してどうなりたいのか、どんなことがやりたいのかを親子で話し合ってみましょう。