中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は、中学生が新学期に好スタートを切るための「夏休み終盤の時間の使い方」の勉強編を紹介しましたが、今回は生活編についてお話ししていきたいと思います。
学期中と同じ時間に起きる
夏休み中は、学期中よりも遅い時間に起きていた子も少なくないかと思います。
ただ、夏休み終盤のここからは、学期中と同じ時間に起きるようにしましょう。
今まで9時に起きていたのを、新学期が始まったらすぐに6時半に戻す・・というのは、正直難しいですし、授業にも集中できなくなる可能性があります。
そこで、今の段階から起きる時間を学期中と同じ時間に戻していきましょう。
朝ごはんをしっかりと食べてやるべきことは午前中に
学期中と同じ時間に起きたら、朝ごはんをしっかりと食べましょう。
朝ごはんは脳を働かせるのに重要な役割をしています。新学期に好スタートを切るには、まず1日の始まりで良いスタートを切ることを意識するのが大切です。
また、午前中に大切なことを終わらせると、寝る時間が遅くなるのを防げます。
理想は午前中に重要な勉強を終わらせることですが、部活があると難しいかもれません。
その場合は、無理に「午前中に勉強を」とする必要はありませんが、「やるべきことは先に終わらせる」を意識しながら生活していきましょう。
適度に身体を動かす時間も作る
適度に身体を動かす時間を作るのも、夏休み終盤に意識してほしい点です。
夏休み中、家で過ごすことが多かった子はとくに、身体を動かす時間を取りましょう。
ほどよく疲れるくらいの運動は夜ぐっすりと眠れますので、生活リズムを整えるのにも役立ちます。
学期中と同じ時間に寝るのも意識しつつ、生活を学校の日に合わせるイメージで過ごしていけるといいですね。
新学期から好スタートを切る子は、自制・自律ができています。
「うちの子にもそうさせよう」と思うのは当然ですが、最初は保護者の方のサポートが必要です。
適度に見守り、適度に声掛けをしつつ、お子様が「理想的な夏休み終盤の時間の使い方」ができるようにしていきましょう。