中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
受験生にとって、夏休みは天王山ともいうべき重要な時期。夏休み中に「基礎固め」と「苦手克服」を達成するには、夏休み前の「今」準備を始められているかが肝心です。
今回は、「今」準備を始める重要性についてお話します。
「今」準備を始める重要性
「夏休みに入ったら勉強を頑張ろう」と考えている受験生の方も多いのではないでしょうか。
しかし、夏休みにスムーズに勉強に集中し頑張ることができるかは、夏休み前の準備を「今」始められているかが鍵になります。
今のうちから学習習慣を身につけておいたり、勉強しやすい環境をつくっておくなどの学習に対する姿勢の準備と、先取りで少しずつ復習を始めておくという学習面での準備をしておくと良いでしょう。
今までの学習範囲を総復習しようと思うと、想像以上に時間がかかるもの。そのため、「今」準備を始めることが重要です。
勉強しやすい環境づくり
自分が勉強しやすい環境がどんなものなのか、考えたことはありますか。
勉強しやすい環境は、人によって様々。自分の部屋が一番勉強しやすい人もいれば、図書館や自習室が一番、という人もいます。
夏休みは、受験生全員が猛勉強をスタートする、と思っておいてください。
夏休みになってから、自分が勉強しやすい環境を探していては、スタートに乗り遅れてしまいます。ぜひ、今から勉強する環境探しと環境づくりを始めてください。
自分の部屋やリビングを勉強する環境にするのであれば、不要なものは見えないようにする(テレビに布をかける、スマホを部屋に持ち込まない、等)工夫が必要でしょう。
少しずつ復習を始める
夏休みに入る前に、今まで習った範囲の復習を始めましょう。
中1、2で使っていたワーク、時には小学校の頃使っていたワークの問題を解きましょう。
特に数学・算数は、小学校の範囲まで戻って理解しないと今学校で習っている範囲を理解できない受験生もよくいます。
後になればなるほど、遡っての復習はできなくなります。後々余裕が少しでも持てるように、今から復習を始めましょう。
まだ受験モードになれていなかったみなさんも徐々に気持ちを切り替えて、悔いのない夏休みを過ごせるよう、今から準備を始めましょう。