中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の岡田です。
早くも8月も後半に差しかかっています。部活や遊びに忙しい時期であるとは思いますが、みなさん、勉強の様子はいかがでしょうか?
今回は、私の教室の保護者様から、「夏休み、家での英語の勉強のさせ方を教えてください。」という相談を受けたので、それにお答えしていきたいと思います!
結論から言うと、夏休み中にやるべき英語の勉強は学年によって内容が変わってきます。
ただし、全学年共通して言えることがあります。それは優先して覚えるべきは「動詞」であるということです。
以前、「中学英語の文法の骨組みは、主語+動詞+目的語or補語で決まっている」と私の記事で紹介させていただきました。(英文法はどうやって理解すべき?←まだ読まれていない方はこちらをご覧ください。)
優先して動詞を覚えないといけない一番の理由は、動詞は文によって形自体を変えるからです。
例:
①私は彼を手伝います。(中1の文法)
I help with him.
②私は彼を手伝っていました。(中2の文法)
I was helping with him.
③彼は私によって手伝ってもらいました。(中3の文法)
He was helped by me.
このように、手伝う(help)という単語1つとっても、その学年で習う文法によって適切な形に直していく必要があります。
そのため、各学年の動詞を覚えるには以下のように進めていくのがオススメです!
1年生⇒動詞の原形(run,study,talk,helpなどの動詞のもとの形)
2年生⇒動詞の過去形、特に不規則変化する動詞(go行く⇒went行った,buy買う⇒bought買った)
3年生⇒動詞の過去形の不規則変化+過去分詞の不規則変化(know知る⇒knew知った⇒known知るの過去分詞)
まずは夏休みの時間を使って、それぞれこのように単語を覚えていってはいかがでしょうか?
夏休み中、英語の勉強で何をさせれば良いのか分からない場合は、動詞から手をつけてみましょう。