行動科学で2学期の苦手単元を克服!楽しく学ぶ学習習慣作り
だんだんと新学年のスタートが近づいてきましたね。今年度の苦手は、今年度中に解決しておくのが、新学年を気持ちよく始められるポイントです。
しかし、中には何から手をつければ良いのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、新学年に向けた今年度の復習ステップについてお話します。
間違い直しを習慣化する
問題を間違えたとき、間違い直しまできちんと出来ているお子さまはどれくらいいらっしゃるでしょうか。
ほとんどのお子さまは「やり直し」「間違い直し」が好きではありません。
お子さまの中には「間違えた」=「失敗」という認識を持ってる子がとても多くいます。
しかし、間違いは失敗ではありません。間違いには、そこから多くのことを学べる「成功のもと」がつまっています。
どうして間違えたのか、何がわかっていなかったのかを考えることで、「わからない」が「わかった」になる達成感を感じられると、勉強が面白くなっていきます。
まずは、間違い直しを習慣化していきましょう。
暗記型から思考型へ
学年が上がるにつれ、回答までに複数のプロセスが求められる、学習内容の抽象度が上がるなど暗記だけでは対応出来ない問題が増えていきます。
計算力を鍛えることや漢字を覚えることも大切ですが、習ったことを人に説明してみることで、知識をもとに考える力が養われていきます。
今年度どんなことを習ったか、自分で理解することのほかに人に説明出来るか、という視点を取り入れながら復習してみると、より理解が深まるでしょう。
読み取り問題は、全体像を捉える
意外と苦手な方が多いのが、社会の読み取り問題です。
小学校では国語や算数が勉強の中心となりがちですが、ここで読み取り問題のコツをおさらいし、苦手を克服しておきましょう。
読み取り問題を解くには、複数の表やグラフから何がわかるのか、を押さえるのがポイントです。
まずは細かな数字に着目するのではなく「何についての表やグラフなのか」「縦軸や横軸は何を表しているか」などの読み取れることを整理することから始めてみましょう。
トレーニングの積み重ねで、だんだんとスムーズに理解できるようになっていきます。
今年度の不安は今のうちに解消して、新年度で気持ちの良いスタートを切りましょう。