行動科学で2学期の苦手単元を克服!楽しく学ぶ学習習慣作り
前回はSociety5.0とは何なのか、解決しようとしている課題についてお話ししました。
今回は「Society5.0と子どもたち」についてお話ししていきます。
求められる人材とは?
今後、社会も求められる人材も大きく変わることが予想されます。
そこで求められる人材とは、どのような能力を持った人なのでしょうか。
経団連のSociety5.0―ともに創造する未来―では、これからの人に求められる力を「世の中を変える『想像力』とそれを実現する『創造力』である」としています。
また、文部科学省では
- 文章や情報を正確に読み解き、対話する力
- 科学的に思考・吟味し活用する力
- 価値を見つけ生み出す感性と力、 好奇心・探求力
の3つが求められる能力であるとしています。
創造力豊かで、理論的に思考する力やコミュニケーション能力のある人材になるために
では、未来を生きる子どもたちは、どのようにスキルアップを図ればいいのでしょうか。
「プログラミング学習?」「PCやタブレットを使いこなせるようにする?」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん、間違いではありません。
しかし、小・中学生に有効なスキルアップの方法は、これからの時代の流れを先取りしようとするのではなく、もっと身近なところにあります。
- どんな知識でも吸収できるように学びの基礎を固める
- 基礎的な読解力を養う
文部科学省でも上記の2つを重要としています。
また「学び方を学ぶ」のも必要です。
たとえば、社会人になってから独学で資格取得の勉強をした方は分かると思うのですが「資格の勉強ってどうやってすればいい?」「この勉強法で合っているかな?」といった疑問に直面することがあります。
そのようなときでも学び方が分かっていれば、どのような勉強・学習でもスムーズに取り組めるのです。
学び方を知っていれば、この先、今は想像できないような職業が生まれ、知識が必要になったとしても、大人になったお子様たちがスムーズに新しい知識を身につけられるようになります。
学びの基礎を固め、読解力を養うこと。
そして学び方を知るためには、まずは学校での基礎的な学習にしっかり取り組むのが大切です。
そのうえで、いろいろなことにチャレンジし、自分の得意を見つけて個性を引き出すことがスキルアップにつながるのではないでしょうか。
Society5.0を生きるお子様たちが、自分らしく輝ける未来のために…今回の記事をぜひ参考になさってくださいね。