中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
ますます寒くなってきましたね。雪が降っている地域もあるようです。
雪が降ったら、雪だるまを作ったり雪合戦をしたり、冬ならではの遊びが出来ますね。
寒いのが苦手なお子さんは、暖かい家の中にいることが増え、ご家族との時間が増えているかもしれません。
さて、本日お話させて頂きたいことは「好きな勉強をもっと好きになる方法」です。
「好き」という気持ちがあると勉強にはどのように作用すると思いますか。
例えば数学が好きなお子さんは、
こちらから言わなくても勉強するときは数学を選ぶことが多いでしょうし、
勉強していないときでも数学で習った事を思いだして考える、ということがあるかもしれないですよね。
好きであるということは、行動を引き出す大きな動機付けのひとつなのです。
好きな教科に関わらず、好きなモノって自然と頭の中に入ってきますよね。
「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったもので、
好き=学びやすい(頭に入ってきやすい。勉強しやすい。)
なのです。
なので、好きという気持ちをどんどん発見して自分の成長へとつなげてほしいのです。
自分の気持ち(認知)に対してそれを客観的に認知することをメタ認知と言います。
「自分は数学が好きなんだ」と思うこともメタ認知であるといえます。
好きである、というだけで自然と頭に入ってくるけど、
「好き」という気持ちをもっと意識して取り組んだら、さらに成長できるのではないでしょうか。
その為には、好きであるという気持ちに焦点を当てた声かけが大切です。
「これ楽しい。」「もっと知りたい。」という気持ちがお子さんから垣間見えたら
「楽しいね」と同調してあげたり、
「良いね、もっと調べようよ」などと「好き」からうまれる行動を褒めてあげましょう。
お子さんが「学びたい」という姿勢を見せた時、声かけをしてその気持ちをもっと盛り上げてあげるイメージです。
そして、調べたり学んだりするという行動を引き出すことが、すなわち自主性を養うことに繋がります。
自主性は一人では養えません。
何事もそうですが、アドバイスやヒントから自分で考えることにより、
「もっと知りたい」と思うことができます。
些細なことからでもいいので、興味を持ったら一緒に会話をしてヒントを与え続けていってください。
たくさん話すことで語彙力、表現力アップも期待できます。