冬休みこそ注意すべき「学習習慣の維持」
新型コロナウイルス感染拡大によって、2020年、教育のあり方が大きく変わろうとしています。
これからの教育はどう変わっていくのか。そしてこれからの時代を生き抜くためにはどんな力を伸ばしていけばよいのでしょうか。
これからの教育はどう変わっていくのか
コロナウイルス感染拡大防止の為、第一波の緊急事態宣言後はオンラインでの授業や学習が広がりました。
いつでも・どこでも学べる利便性においては、改善点もまだまだありますが享受できるメリットは多いでしょう。
世界中でオンライン学習が広がり、今後はコンテンツも増えていくと考えられます。
これからは、勉強方法を選ぶ上で「オンライン授業」を必ず視野に入れるようにしましょう。
経験したことないものはなかなか手をつけにくいかもしれませんが、これからさらにオンライン授業が進化していくことは間違いありません。
1年前には出ていなかったような、より使いやすいオンライン授業サービスが既に出始めています。
ぜひ、思い切って無料体験などをしてみてみてください。もしかしたら、今よりもお子様の勉強の効率が良くなるヒントが隠れているかもしれません。
オンライン授業についてはこちらをご覧ください。「今話題のオンライン授業、実際どうなの?」失敗しないオンライン授業の選び方とは。
より本質的な力を育てる教育へ
今までは「与えられた問題を解決する力」が重視されてきました。
しかし、新学習指導要領では子どもたちにもっと高次元な力を学んで欲しいと綴られています。
主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」も重視して授業を改善(文部科学省ホームページより)
アフターコロナの世界では、予期せぬ事態にも動揺せず、「問題を自ら発見し、解決方法や価値を新しく生み出す力」が必要になってくるでしょう。
そこでこれからの教育で必要になってくるのが「アクティブラーニング」です。
アクティブラーニングとは、能動的学習のことを差し、受け身ではなく自ら能動的に学びに向かうよう設計された学習法のことです。
この、新学習指導要領に示されていることが、アフターコロナの世界ではより重要度が増してくると思います。
コロナウイルス感染拡大によって、休校期間があったり部活動や年間行事が少なくなって、自由な時間が増えました。
この自由な時間を子どもたちがどう過ごすかによって、格差がどんどん広がっていきます。
能動的な学習が得意な子どもはぐんぐん力を伸ばし、
苦手な子どもはどんどん遅れをとってしまうのです。
では、どうやってアクティブラーニング(=能動的な勉強)を促すことが出来るのでしょうか。
家庭では、子どもが自発的に考える機会を増やすようにしましょう。
- 子ども自身が、先の事を予測し今何をするべきなのかを考えるということ。
- 「なぜ?」「なに?」の疑問を持つこと。
このようなことが能動的な学習の第一歩です。大人は、子どもが考えている時にすぐ答えを出さず、自ら考えて結論を出すまで待ってあげるようにしましょう。
また、例えばテレビや本の内容について、家族で自分の意見や疑問を出し合って討論してみるのもおすすめです。
自分の意見を言葉にして伝えるというアウトプットの力が身に付くのと同時に、他者の意見を聞き理解することで柔軟性や協調性が身に付きます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。