行動科学で2学期の苦手単元を克服!楽しく学ぶ学習習慣作り
こんにちは。個人指導専門塾の島です。
3期制の学校では定期テストが終わって結果が返ってきていると思います。
結果を受け止めるのはとても大切なことですが、点数で一喜一憂するだけでは意味がありません。
私たちの塾で大切にしているのは、テストの結果から「何が理解出来ていて、何が苦手なのか、そして何の力が不十分なのか」を分析することです。
ぜひお家でも、一緒に返却されたテストを見る機会があったら、この観点に注目して見てあげてください。
一回一回のテストが内申点に反映されます。
そして、中3生は高校受験に内申が大きく関わってくることを忘れてはいけません。
今回は、「受験勉強って具体的にどんなことをすればいいのか」をご紹介致します。
高校受験まであと9か月です。
「受験のために1、2年生の範囲の復習をしなさいと言われるけど、学校の勉強と復習、どっちを優先するべきだろう」
と生徒から質問されることがあります。
学校の授業がある期間は、内申点アップのために学校の授業を最優先することを覚えておいてください。
でも高校受験では、中学1、2年生の内容から6~7割出題されます。
では、中学1,2年生の内容はいつやるのでしょうか。
それは、まとまった時間の取れる「夏休み」しかありません。
中学1,2年生の内容をいざ復習してみると、昔出来たのに忘れてしまっている内容が見つかります。
復習のやり方は、
- 得意な内容についてはそのまま応用問題の練習を続ける。
- 苦手な単元は時間を確保して基礎問題を解く。
です。
受験前に唯一時間をとれるのは夏休みですが、
どうしても時間のかかりそうな苦手単元は夏休みに集中して復習すると良いでしょう。
例えば、愛知県の高校受験の数学は、全20問で、難しい証明問題も1点、基礎的な計算問題も1点、という配点です。
つまり、今少しでも受験勉強をする余力のある子は、
まずは苦手に時間をかけすぎず広く浅く基礎問題をマスターできるような勉強をすることをおすすめします。
高校受験まで残り9か月。長いようで短い期間です。
今出来ることを着実にこなしていってほしいものです。
まずは、次の定期テストに向けて、授業で習った事を必ず家で復習する、など勉強の習慣化を目指しましょう。