中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
中学校では、6月下旬~7月上旬ころに期末テストが行われる学校が多いです。
「この前中間テストが終わったばかりなのに、もう期末テスト?」と感じる子もいるかと思います。
夏休み前の期末テストも、ぜひみなさんに頑張っていただきたいところ。
今回は、主に中学1・2年生に向けて「なぜ期末テストを頑張るべきなのか?」「夏休み前のテストで良い点数をとるメリット」を紹介していきます。
良い点がとれると受験の際にメリットになる
中学1・2年生は「受験までまだ先」といった認識をもっている子も少なくありません。
そのため、定期テストが受験に直結するイメージが湧かないかもしれませんが、定期テストの結果が受験をする際に影響してきます。
推薦入試の場合は中学2年生からの定期テスト結果が内申点に反映されますが、1年生や一般入試をする予定の子であっても「関係ない」とはいえません。
今頑張れない・今つまずいてしまっているのに、内申点に関わる、または受験勉強を始めるときになって、いきなり頑張ることは難しいですよね。
さらに、つまずいたのを放置しまうと、それを取り返すのに大きな労力や時間がかかります。
今のうちから少しずつ努力をすることで、この先に得られるメリットが大きいものになっていくのです。
自分に自信がつく
期末テストで良い点数がとれた=それだけ自分が努力した、ということです。
テストの結果が自信になり、今後の勉強のモチベーションにもつながります。
これを積み重ねていくと、いざ受験をする際に「3年間、定期テストをしっかりと頑張ってきたから大丈夫」と自信も持てますので、落ち着いて受験に臨めるでしょう。
たかが定期テストと侮らずに、しっかりと努力を重ねることが重要なのです。
夏休みの勉強もスムーズに!
期末テストを頑張って自分の理解度を確認できると、夏休みの勉強もスムーズに行えるようになります。
得意な単元、完璧に覚えられた単元、なんとなく解けるけどイマイチ自信がない単元、苦手な単元などが分かるのは、テスト勉強を真剣に行ったからこそ。
自分の不得意な単元が分かっていれば夏休みの学習計画も立てやすく、何に向かって進めば良いのかが明確になります。
夏休み前の期末テストをおざなりにして低い点数だと、夏休みに取り組むべき量が増えてしまいますし「何をどう頑張ったらいいか分からない」といった事態にもなりかねません。
テスト結果が悪かっただけに苦手意識が強くなってしまい「自分はダメだ」と勉強意欲がなくなってしまうことも考えられます。
一方、正しく努力すれば結果はついてきます。
今回の記事を参考に期末テストに向けて集中して勉強していきましょう。