中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
昨年の夏休みは、コロナによる休校の影響もあり、例年よりもとても短いものでした。
今年の夏休みは、例年通りの長さとなる予定です。長期休暇の勉強に慣れていない子どもにとって、家庭学習を継続させるのはなかなか大変なもの。
そこで今回は、家庭学習を継続させる方法についてお話します。
方法① 計画を立てよう
家庭学習に慣れていないこが行き当たりばったりで勉強するのは難しいものです。
そこで、まずは「いつ、何をするのか」の計画を立てましょう。
あまりに細かすぎる計画にしてしまうと調整がしづらくなるため、午前、午後、夜などざっくり分けて計画を立てると良いでしょう。
ただ、あまりにざっくりしていても取り組みづらいため「午前中に英語のワークを〇ページ進める」など、なるべく数字を使って具体的に計画を立てることを意識してください。
ずれてしまうこともあるため、週に一度程度は予備日を設けて、あらかじめ調整できるようにしておくことも大切です。
方法②規則正しい生活をしよう
学校がない夏休みは、ついだらけてしまいがちです。
勉強だけではなく、毎日決まった時間に起きて食事を取るなど、普段の生活リズムを崩さないように意識しましょう。生活リズムが崩れてしまうと体調を崩しやすくなり、勉強に集中することも難しくなります。
この時間は勉強の時間、この時間は自由時間と決めてしまったほうが、勉強にも集中でき思いっきり遊ぶこともできます。
規則正しく、メリハリをつけた生活を意識できると良いですね。
方法③計画の振り返りをしよう
計画を立てたら、計画通りに実施できたか必ず振り返りをしましょう。
計画というのは理想的なスケジュールを立てるため、ずれてしまうことも多いものです。
計画通りできた場合は、思いっきり自分を褒めてあげましょう。
計画がずれてしまった場合は、あらかじめ設定しておいた予備日で遅れを取り戻せるよう調整してください。日ごと、週ごとで振り返りをすると、調整がしやすくなりますよ。
暑さに負けないよう、体調に気をつけて有意義な夏休みを過ごしましょう。