中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の服部です。
今日は新学年に上がって心機一転の状態で行ってほしい「家庭でのルール決め」について話したいと思います。
まず、皆さんの家には「ルール」はありますか?
仕事が忙しく、お子さんの勉強を毎日見てあげられることが難しい家庭は多いと思います。
そういった環境の中でも、やはり勉強は大事です。
スポーツに専念する!というのもひとつの考え方ですが、今の時代「文武両道」が当たり前になっています。
では、どのようにすれば良いのでしょうか?
自分の昔の話になりますが、私の家も共働きでした。
以前の記事でも伝えた事があると思いますが、私の家はルールがいっぱいありました。
例えばこのようなものです。
・勉強は絶対に1日1時間する。
・TV・ゲームは合わせて2時間まで。
・月・水・金以外遊びに行ってはダメ、門限18時(小学生時代です。)
これらを守るためには、どのような行動をとるのか、またどんなペナルティがあるのか決める必要がありました。
・母が晩ご飯を作ってる間に目の見えるところで勉強をやる。
・ゲームに関しては「今からやる」という自己申告制。
・嘘ついてゲームをやったときは没収+遊びに行くこと自体が禁止。
火・木は塾でしたし、土日は野球クラブだったので遊びに行けなかったんですけどね。
今でも覚えてるのは、この3つくらいですが色々なしがらみがあったのを覚えています。
ルールを守るために行動を変えざるを得ませんでした。
しかし、これらはすごく「自分の為になった!」と思っています。
塾で子どもと話すと「家での勉強時間」が圧倒的に少ないです。
保護者さんに聞くとやはり「遊んでる」とのこと。
「ルール」の有無を聞くと有るけれども曖昧になってしまうようです。
「ルール」は作った以上は守らなければいけないですし、何より守らせなければいけません。
保護者さんもあきらめてはいけません。
根気比べになりますが、お子さんを導いてあげれるのは、保護者さんしかいません。
大人でも「ルールをきちんと守る」のは難しいです。
子どもなら尚更です。
まずは家での「ルール」を話し合って決め、それをきちんと習慣にすることが大切です。
そのためには家族全員の協力が必要なのです。
学年も上がり、勉強も難しくなります。
そのためにも、「どうやったらお子さんは勉強するか?」をまずはお子さん抜きで話してみてはいかがでしょうか?
3,4個くらい選択肢を出してあげて、どれなら守れそうか聞いてみてはいかがですか?
こちらが押しつけるのではなく、あえて自分で決めさせる。
注意するときも、「自分で決めたことは守ろうね。」と言えばいいだけになります。
学校が始まるまでもう少しですが、ぜひ一度試してみてください。