中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ2020年も終わりに近づいてきましたね。
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、様々な局面で苦労された方も多くいらっしゃると思います。
そんな中で、お子様方は新しい生活様式に適応し、大きく成長したことと思います。
1年を締めくくるにあたり、自分自身の成長を実感して次の年を迎えましょう。
そこで今回は、成長を実感出来る1年の締めくくり方についてお話します。
人とのかかわりを振り返ろう
皆さんはこの一年、どのように周りの人と関わってきたでしょうか。進級や進学により、今までとは異なるコミュニティでの生活が始まった方もいますよね。
今まで話したことのない人と話したことや、新しく出来た友達を思い浮かべてみると、自身の変化や成長が捉えやすくなるでしょう。
また、友達の数だけではなく、今まで話したことのない話題についてじっくりと話をしたなど、関わり方が変化した方もいると思います。
コミュニケーションの深まりについて考えてみることは、成長を実感出来る方法の一つです。
学びに対する姿勢を振り返ろう
今年度の始めや学期始め、あるいは今学習している単元の始めなどと比べて、出来るようになったことや工夫したことなどを書き出してみましょう。
時系列順に思い出すことが出来なくても構いません。大切なのは、自分自身に目を向け、変化を実感することです。
「テストの点数が伸びた」など数字でわかる部分や、「将来のことについて考えた」「新しいことに挑戦した」など、内面的な成長を遂げた方もたくさんいるでしょう。勉強に対して前向きに取り組めるようになったなど、意欲の変化にも目を向けてみてくださいね。
いかがでしたか。
「これが出来るようになったな」「考えが深まったな」「レベルアップしているな」と自分で自分の成長を実感出来ると、なんだかやる気に満ちてきますよね。
一年を気持ちよく締めくくって、来年も元気に過ごしましょう。
2020年も、個人指導専門塾に格別のお力添えをいただき、厚くお礼申し上げます。
来年も皆さまにとって、健やかで幸多き一年となりますように。
体調に気をつけて、健やかな新年をお迎えください。
◎参照
髙橋 純代「自分の成長を実感する児童を育てる生活科指導-「モデルを提示して活動を促す支援」と「手掛かりと視点を取り入れた振り返り」を通して-」