中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
もうすぐ1学期が終わりますね。4月からの約3カ月半、思うように勉強が頑張れたでしょうか。
授業で習った内容が100%頭に入っている子はいません。
そこで、1学期のやり残しを明確にして次につなげるようにしましょう。
1学期のやり残しをまず明確にしよう
1学期の間のやり残し(理解不足)を明確にできると、夏休みに集中して勉強するべきところが分かります。
1学期中は学校生活や行事、部活動などで忙しかったかと思うので、理解不足の単元をしっかりと復習しなおす時間が取れなかったのではないでしょうか。
夏休みは勉強に割ける時間がたっぷりとありますので、やり残しにしっかりと向き合うことができます。
この「やり残しに向き合う」を夏休み中にやったか・やらなかったかで、2学期の学力に大きく差が出ますので、理解不足な部分を明確にしていきましょう。
そのためにやるべきこと
1学期のやり残しを明確にするために、テストやワークを見直してみましょう。
理解不足になる原因は主に2つです。
- 前提となる知識(基礎の部分)が不足している
- 解き方、考え方は分かっているけど、それをどう使うのかが分からない
1学期のやり残し部分が、どちらの原因によるものなのかを考えながら見直すのがおすすめです。
さらに、理解不足の問題に付箋などで目印をつけておくようにします。そうすることで、夏休み中にどこを勉強すれば良いのかが目に見えて分かります。
勉強を教えていると「何が分からないのか分からない」という子も多いです。
何が分からないのか分からないと何を勉強すれば良いのかが分からず、人に教えてもらうときにも何を聞けばいいのかが分からず、手詰まりの状態になってしまいます。
そのため、常に“どこが理解不足なのか”を確認しておくのは大切です。
この機会に、ぜひ1学期のやり残しを明確にしてみましょう。