中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
「冬休みが終わっても、子どもがまだ気の緩みを引きずっている」といった親御さんの声を聞くことがあります。
3学期が始まって10日以上経っているのに、なんだか冬休み気分が抜けきっていないような気がする、長期休みから気持ちを切り替えられていない、そんなお子様への声掛けはどうすれば良いのでしょうか。
今回は、冬休みの気の緩みを引きずる子への声掛けをいくつか紹介します。
冬休み気分を引きずっているとすぐに定期テストがやってくる
中学生のみなさんは、あと約1カ月もすると定期テストが行われます。
これは「学年末テスト」ですので、学年の単元を総復習するテストです。
普段の定期テストの出題範囲よりも広いため、今からテスト勉強を始めたいところ。
冬休み気分を引きずっているお子様には
- 「3学期の定期テストは〇月〇日だね」
- 「今度の定期テストは出題範囲が広いよね」
- 「今からテスト勉強を始めると、良い点数が取れるよ」
- 「学習計画を立てることからスタートしようか」
などの声掛けをして、意識を勉強に向けるように促してみましょう。
今がチャンスと捉えると逆転をはかれる
気の緩みを引きずっているのは、自分の子どもだけではないかと不安になることもあるかと思います。
しかしこの時期に、気の緩みを引きずっている、なかなか冬休み気分が抜けない、といったお子様は多いです。
「冬休み気分が抜けていない子も多いよ」というと、お子様自身はホッとするかもしれませんが、逆にチャンスと捉えて勉強に取り組むと逆転できることを伝えましょう。
みんなが長期休みの気の緩みを引きずっているからこそ、今頑張れば周りに差をつけられます。
うさぎとかめの話のように、相手が休んでいる時こそコツコツと努力する者が勝つのです。
気の緩みはケガや病気につながることも・・
気の緩みが影響するのは学力だけではありません。
ケガや思わぬ事故、生活リズムの乱れが感染症などの病気につながることも考えられます。
冬休みの気の緩みは早期に断ち切ったほうが良いので、今回の記事を参考に、ぜひお子様への声掛けをしてみてくださいね。