子育てで得た学びを活かして来年も成長!保護者様へのメッセージ
新年、明けましておめでとうございます!
本年も、個人指導専門塾はお子様一人ひとりに寄り添った指導を行い、成績向上と自己肯定感の向上を目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
「今年こそ遅れを取り戻したい!」と考えている保護者の皆さま。新学年が始まってから勉強を始めるのでは、遅れてしまう可能性があります。
特に1〜3月の期間は、現学年の総復習と苦手分野の克服に最適な時期です。このタイミングを逃さず「逆戻り学習」に取り組むことで、新学年でのスムーズなスタートを切ることができます。
今回は、新年のスタートを切ったこの時期だからこそお伝えしたい「逆戻り学習」についてご紹介します。
逆戻り学習とは?
逆戻り学習とは、現在の苦手分野を前学年の内容まで戻って復習する学習法です。
多くの子どもが現在抱える学習のつまずきは、以前の学年での「理解不足」に原因があります。
この積み残しを解消することで、「やればできる!」という成功体験を得られ、子どもたちの自己効力感を高めることができます。
この成功体験が、新学年での意欲的な学びに繋がります。
実践方法として、まずは前学年の問題集の基本問題に取り組むことから始めましょう。基礎問題に焦点を当て、確実に「解ける」という経験を積むことで、学ぶ自信を取り戻すことができます。
行動科学から見る逆戻り学習の効果
行動科学の視点では、「できた!」という成功体験が小さくても積み重なることで、脳はその行動を「ポジティブで楽しい」と認識します。
逆戻り学習を通じて得られる基礎的な成功体験は、以下のような効果を生み出します。
目次
モチベーションを持続させる
成功体験が積み重なることで、子どもは勉強に対して前向きになり、「もっとやりたい!」という意欲を持つようになります。
成功体験が自己効力感を育む
「自分はやればできる」という感覚が育ちます。この感覚は勉強に限らず、人生の他のチャレンジにも活かされます。
行動が習慣化する
ポジティブな経験を重ねることで、勉強そのものが楽しくなり、自然と取り組む習慣が形成されます。
「今」始めることが未来を変える
「いつかやろう」と考えている間に、時間は過ぎていきます。
そしてその「いつか」は、新学年でさらに苦手分野が積み重なり、学習の負担が増えてしまう現実として訪れます。
1〜3月は、現学年の遅れを取り戻し、新学年での成功に繋げるための絶好のチャンスです。この時期を活用しない手はありません。
逆戻り学習に取り組むことで、苦手を克服し「やればできる」という自信をお子様にプレゼントしましょう。
新しい年を迎えた今こそ、今年の成功を作り出す第一歩を踏み出す絶好のタイミングです。
具体的な実践方法
まず、前学年の問題集や教科書を準備し、基本問題に集中して取り組みましょう。
短時間で解ける問題を中心に設定し、成功体験を増やします。
少しずつ難易度を上げることで、効率的かつ確実に力をつけることができます。また、保護者様は進捗を見守りながら、具体的な目標を立ててサポートすることが大切です。
今年のスタートを切るこのタイミングで、「逆戻り学習」を取り入れ、子どもの未来への準備を始めましょう。春にはきっと、大きな成長を感じられるはずです!