受験生の12月:後悔しない冬休みの過ごし方
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
新学期が始まり1ヶ月経ちましたが、学習面は一つ一つ、理解しながら進められていますか。
進んでいない方、勉強が分からなくなっている方は
学校の授業がストップしているこのゴールデンウィーク中に復習に取り組みましょう。
これは中学生だけではなく、小学生のお子さんも同様です。
各科目の分からない問題をもう一度見直し、解き直しを一通りするだけでも記憶に残るようになります。
しかし、勉強は楽しくないものですから、すぐには行動に移せないですよね。
自ら危機感を持ち、自分の苦手な問題が何なのかを見直し始めることの出来るお子さんは、なかなかいないのではないでしょうか。
そこで、保護者の方のちょっとしたサポートが必要です。
お子さんが勉強出来るようにするための環境づくりをしてあげましょう。
例えば「一日のうちの30分だけでも机に向かう」「〇時~〇時は机に向かう」というルールをつくったり、
「毎日プリントを2枚やる。これを5日続ける」という目標をつくったり。
まず大切なのは「不完全でも行動に移す」ことです。
勉強の習慣がまだついていないお子さんは、勉強の質をあげることではなく勉強する行動を増やすことを意識してみましょう。
勉強の内容は難しいものではなくて良いということです。
ここで大切なのは出来ることから始めることです。
その理由は、1回で終わらせてほしくないからです。
本当の意味で成長するためには、たった一回勉強するだけではなく
その勉強を継続することが必要です。
まずは続けることが出来るように勉強のハードルを下げるのです。
行動というのは始めるときはエネルギーが必要ですが、一度習慣になってしまえば続けることはそこまで大変なことではありません。
車と同じです。スピードがのってこればさほど力を加えなくても走り続けることが出来ます。
一回の勉強時間が少ない時間だったとしても、それを1週間、1ヶ月続けたら、確実に成長しています。
このゴールデンウィークはお子さんと一緒に「できることを見つける」期間にしてみて下さい。
そして、何か出来るものが見つかったら必ず保護者の方も喜んであげてください。
そうすれば、お子さんも心から自分のことを褒めてあげることが出来るでしょう。