中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の柵木です。
GWは長いお休みでしたね。いい思い出をいっぱい作ったと思います。
ただ、気になるのが休み明けの勉強。
GW遊んでしまって、その緩んだ気持のまま勉強なんて出来てないよ!
というお子さんも多いのではないでしょうか?
ただ、その気持ちのまま進んでしまっては危険です。
特に5,6年は少しつまずきを感じ始める子もいるのがこの時期です。
では、GWに勉強できなかった子は、勉強をしていた子との差を埋めるために
どのようにしたらよいのでしょうか?
まずは、切り替えが大事です!
いつまでも遊び気分が抜けない場合は、強制的にでも気持ちを切り替えさせてあげる必要があります。
そして、切り替えた後は時間を決めるなどしての「学習時間の定着」に時間費をやしましょう。
今までやってなかったのに急に出来るの?っと、思う方もいると思いますが大丈夫です。
しかし、急に難しいことをやらせたら子供は「嫌々!」となってしまうだけです。
ポイントは、「簡単なものから徐々にペースを上げていく」ことです。
例えば、漢字であればこんな方法があります。
まずは、前学年の漢字ドリルをペラペラめくりましょう(お母さんもできれば一緒に見てあげてください)
それで、「これは書ける」という漢字に○、「これは無理」という漢字に×をつけてください。
直感的でよいです。
×が10個たまったら、「じゃあ、これは書けるようにしよう!」と約束し、
練習してください。全部×、なら最初の10個でいいです。
その際に、「○○日までに覚えようね!」など期限を設けて上げて下さい。
そして、10個完璧に覚えた!となれば、次の10個を探しましょう。
その繰り返しを行います。
ここで、覚えていないのに次に行かないように。
覚えていないのに次へいくと「覚えなくてもよい。」となってしまうので必ずチェックして上げましょう。
このようにGWで遊んでしまった子には
前学年つまり「今までに勉強した内容」をやらせてあげて下さい。
小学生で重要なのは「読み・書き・計算」です。
難しいもの(現学年)には直ぐに行かず、徐々に進めて上げて下さい。
徐々に進めることによって、どんなお子さんでも目標に近づけることができるのです。
そして、大事なのは、お子さんが
「分かった!できた!」と思うこと。
分かった、できたが増えると、お子さん自身も勉強が楽しくなり
自然と勉強する時間が増えていきます。