冬休みこそ注意すべき「学習習慣の維持」
こんにちは。個人指導専門塾の大谷です。
この時期塾では、よく子どもたちが「今度のゴールデンウィークは○○に行くんだ~」と楽しそうに教えてくれます。
ゴールデンウィークは、新学年に上がり頑張っているお子さんにとって良いリフレッシュの時間になると思います。中学生になると部活や勉強での拘束が始まるので自由に使える時間は少ないと思いますが、色々なものを見て様々なものに興味を持つ機会となる貴重な時間です。特に小学生のお子さんにはぜひこの時間を満喫させてあげてください。
ただし、一点だけ忘れないでほしいことがあります。それは毎日の勉強時間を0にしないということです。
この時期に学校から宿題も出ていると思いますが、決して多い量ではないはずです。子どもたちに話を聞くと、連休前に1日で終わらせた…とか、学校始まる直前にまとめてやった…といった声をよく聞きます。
メリハリを持つのは良いことですが、これでは「学習」ではなく、ただノルマをこなすだけの「作業」になってしまいます。
毎年、ゴールデンウィーク前後の子どもたちの学力精度を見ていると、6割から7割の子どもが下降傾向にあります。
新生活というのは気持ちが張り詰めているので、宿題の提出率は4月が最も高いと言われています。無意識ながらも量をこなすことが出来ているのです。
気持ちが張り詰めているからこそ、このタイミングにある連休はきっと今まで以上に解放感があると思います。
しかし、ここで全く勉強に手を付けずにいると、それこそこれから下降線を辿ってしまいます。
これは、自分が小学生の時のことを言っているようで胸が痛いです。
でも、塾の講師となり、今だからこそ言えることは「これは非常に勿体ない」という事です。
この時期に勉強時間を0にしないことが、連休明けの授業についていく秘訣なのです。
また、連休明けの授業について行けるかどうかが、今後の勉強にとって非常に重要なことなのです。
1日5分でも10分でも構いません。国語の音読や、漢字を2個覚える、前学年のプリントを2枚やるといった簡単なことで大丈夫です。勉強時間を0にしないために出来る事を、保護者さんも考えてみてください。そしてお子さんにやらせてあげてください。
もう一度言いますが本当に簡単な事で大丈夫です。
何をやらせたらいいかお困りの方が居たら是非ご相談下さい!