中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の三井です。
今回は中学3年生のゴールデンウィークの時間の使い方についてお話ししたいと思います。
中学3年生にとって、ゴールデンウィークは部活が忙しい時期です。後輩の1,2年生を引っ張っていかなければなりませんし、夏の最後の大会で悔いの残る結果にならないよう、全力で打ち込んでいきたいところですよね。
ただ、だからといって部活ばかりに専念していてはいけません。3年生は高校入試を控えた受験生でもあります。
部活の大会同様、高校入試でも悔いの残る結果にならないよう、勉強にもしっかり打ち込みましょう!
そこで、このゴールデンウィーク中に3年生に行ってほしい勉強です。
入試へ向けた逆戻りの復習も勿論行ってほしいのですが、最優先すべきなのはゴールデンウィーク明けの「定期テストへ向けた勉強」です。
高校受験に必要なのは何かご存じでしょうか。それは、
・当日の入試のテストの点数(実力点)
・通知表の点数(内申点)
の2つです。特に内申点は、入試直前に頑張れば上げられるものではありません。
内申点を上げるためには、日頃の提出物や授業態度は勿論、なにより定期テストの点数が大きなカギとなります。
他の定期テストの時期と比べて、5月中旬~下旬の定期テスト(3期制の場合)はゴールデンウィーク中にまとまった勉強時間が確保できます。
ですので、この休み中にしっかりとテスト勉強を行い、内申点アップのために良い結果を残しましょう!
また、この時期の3年生のテスト範囲では、特に数学がねらい目です。
というのも、この時期に出される数学のテスト範囲は『式の乗法・除法/因数分解』の計算問題の部分が多いです。
のちに控える『二次方程式の利用』や『二次関数』、『円周角、三平方の定理』などといった文章題、関数、図形問題が苦手な子でも、ここの計算問題なら解けるというケースは多いです。
3年生になってから習った問題をもう一度解いてみて、答え合わせをし、自分の間違えやすい傾向を見つけてみてください。
また、そもそも正負の計算や方程式のルールを忘れてしまっている、または理解していない場合も大いにあります。
これは1年生で習う単元なので逆戻りになりますが、復習してください。
これが出来ないと今回の単元も点数がとりにくくなってしまいます。必ずこのゴールデンウィークで解決させるようにしてください。
どうしてもわからない場合は、ゴールデンウィークが明けてから友だちや学校の先生に聞けるようにわからない問題に印をつけておくと良いと思います。
「今さら友だちや先生に1年生の単元は聞きづらい・・・」と思うのであれば、ぜひ私共にご相談ください。必ずテスト前に解決するのがおすすめです!
普段数学の点数が伸び悩んでいる子も、ゴールデンウィーク明けのテストでは良い結果を残しやすいので、公式の理解や計算ミスを無くすための問題演習を休みのうちにぜひ重ねてください。