中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の三井です。
今回から数回にわたって、
「ゴールデンウィークの間にするべき勉強」についてお話ししたいと思います。
新しい学年になり、新しい環境に変わって早1ヵ月。
どうしても気が緩んでしまいがちな時期ですが、
中学生はゴールデンウィーク明けには定期テストが待っています。
特に中学1年生にとっては「初の定期テスト!」
しっかり休むことももちろん大事ですが、学校の授業がないこの休みのうちに
自分の苦手なところの補強など、自主勉強をすることがとても大切です。
では、ゴールデンウィーク中に実際に何を勉強すればいいのか。
そのお話の前に皆さんにやってほしいことがあります。
それは、「勉強する部屋の環境を整える」ということです。
「具体的に何を勉強するか」の前に、ここを改善してほしいのです。
というのも、私の担当している教室では「家では全然勉強しない」という相談を保護者様からよく伺います。
話を聞くと
「勉強机が散らかっている」
「気付けばスマホを触っている」
「近くのマンガにすぐ手が伸びている」
「リビングで勉強していてテレビを見ながらやっている」
など、勉強の環境面に問題があることが非常に多いです。
大人が思っている以上に『勉強する環境』というのは子供の集中力を左右します。
このゴールデンウィークの休みのうちに、部屋をしっかり掃除してお子様の勉強できる環境を確保しましょう。
まず、勉強机の上がきれいになっているのは大前提です
(生徒たちから話を聞くと、意外とここがなかなか出来ていないようです)。
勉強道具以外のものがあるとどうしてもそちらに気が散ってしまいますので、
机の上は教科書や、テキスト、辞書、筆記用具等の勉強用具以外は置かないようにしましょう。
また、ゲームやマンガ、スマホなどは机から見えない場所に置きましょう。
近くにいったん置くなどではなく、できれば押し入れやクローゼットの中にしまうなど、
完全に見えない場所にしまうのがベストです。
リビングで勉強を行っているお子さまも同様に、部屋のどこか一角に勉強用具一式を収納できる簡単な家具を用意してあげるなど、
「ここは勉強する場所」というスペースを確保することが大切です。
普段だと時間がなく出来ないことでしたら、このゴールデンウィークの休みのうちに行ってみてはいかがでしょうか。