中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
GW明けに「なんだか憂鬱」「なんとなく体調が悪い」「会社に行きたくない」といった気分になるのを【五月病】というのは、みなさんご存知かと思います。
医学的な病名ではありませんが、大人だけでなく子どもにも起こり得ます。
低年齢化が進んでいる五月病。今回は、子どもの五月病と対策についてお話ししていきたいと思います。
子どもの五月病とは?こんな症状が出たら注意!
子どもの五月病の症状として、代表的な5つを挙げてみました。
- 朝起きられない(寝つきが悪い)
- 口数が減った・表情が暗い
- 学校に行きたがらない
- 好きだったものに興味がなくなる
- 食欲不振・頭痛・めまい
進級・入学などで環境が変化した4月。この変化に順応しようと頑張り過ぎてしまうと、心の緊張が続いた状態となり、ストレスも蓄積されていきます。
そのようなときにGWに突入するので、張りつめていた糸が切れて、五月病になってしまうのです。
さらに、五月病はGW明けだけでなく、6月頃に遅れてやってくる可能性もあります。
どんな子でもなる可能性が
頑張り屋さん・真面目な子のほうが、五月病になりやすい傾向があります。
「頑張ろう!」「しっかりしよう!」と思うあまり、ストレスを溜め込んでしまうのです。
とはいえ、マイペースな子でも五月病になる可能性はあります。
期待して入学・進学した新生活。現実のギャップに落ち込んでしまい、五月病の症状がでることも。
よく「うつは誰でもなり得る」といわれますが、五月病も同じなのです。
「まさかうちの子がなるなんて」が起こり得ますが、そうならないための対策を以下で見ていきたいと思います。
GW中にできるお子様のケア
GWは、お子様がストレスを発散させられるように過ごすのが大切です。
「体を動かしてリフレッシュできるようにする」「一緒に遊んだり、スキンシップを図る」といったことも、もちろん有効です。
さらに、意識していただきたいのが、お子様とのコミュニケーションです。
話を聞いてあげるだけでもお子様にとっては嬉しいことですし、気持ち的にもラクになるかと思います。
そして、お子様の今までの努力を認めてあげたり「頑張り過ぎなくてもいいよ」と声をかけてあげるのも効果的です。
インドア派なお子様の場合は、家族でのんびりとGWを過ごしてもいいでしょう。
重要なのは、お子様の少しの変化でも見逃さずに気づくことです。
五月病対策として、今回の記事をぜひ参考にしてくださいね。