中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
前回は中学生になってからも通い続けられる学習塾の探し方についてお話しました。
基本的なことですが、塾の立地や雰囲気は長く通ううえで大切です。
そして今回は、この子に合った学習法を取り入れている学習塾の見分け方を紹介したいと思います。
教育理念が合っているか
まず、必ず確認してほしいのが塾の教育理念です。
同じ“小・中学生対象の学習塾”であっても、教育理念はさまざまです。
学習塾の教育理念の一例
- 自ら学ぶ、自主性を大切にする
- 学力だけでなく人間性の向上も図る
- 勉強を教えるだけでなく勉強の仕方を教える
- 勉強に楽しさを見いだせるような指導
- 仲間と一緒に頑張る姿勢を育む
挙げればキリがないですが、どのような教育の仕方をしているか、教えるうえで重要視していることは塾によって違いがあります。
その教育理念が子どもに合っているか否かは、子どもを伸ばすために重要になります。
指導形式の確認
一斉指導or個人指導、通塾orオンライン塾のように、どのような指導形式が子どもに合っているのかを考えてみましょう。
「一斉指導でみんなと一緒に学ぶことで頑張れる子」もいれば、「個人指導で自分に合ったペースや内容のほうが集中して勉強できる子」もいます。
また、「通塾で直接指導を受けたほうが身になる子」もいますし、「塾に通う時間を省いて好きなタイミングでオンライン指導を受けたい子」もいます。
(この点に関しては、どちらも行っている塾であれば途中からの切り替えもできるのでおすすめです。)
子どもの性格やご家庭のライフスタイルなどと合わせて、指導形式を選ぶようにしましょう。
入塾の前に体験・見学に行く
実際に通う塾を決める前に、体験・見学に行ってみましょう。
公式のホームページやチラシ、口コミなどでは分からない細かな部分も分かりますが、体験や見学に行くとより多くの情報を知ることができます。
それだけではなく、疑問点を直接質問できるのもメリットですし、子ども自身がその塾に通うときのことを想像しやすくなります。
どんどん教えて先に進める塾、繰り返しの学習をする塾、子どもの学びたいことを優先的に教える塾、さかのぼり学習を取り入れている塾、などのように、学習方法も異なります。
その塾ではどのような学習方法を取り入れているのかについても、体験・見学をすると分かりやすいです。
どのような教材を使っているかもチェックしてみてください。
子どもが長い期間通う塾ですので、焦って決めるのはNGです。子どもも親も納得したうえで、その子に合った塾選びをしていきましょう。