中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
2学期は学校行事がたくさんあるうえに、授業の内容も難しくなる傾向があります。
そんなときに学力の支えになるのが日々の学習習慣です。
忙しい期間だからこそ、短い時間からでも良いので学習習慣を身につけていきましょう。
とはいえ、なかなか学習習慣が身につかない子もいます。
今回は「どうやって学習習慣を身につけるの?」「家庭でできることはある?」といった疑問にお答えして、家庭での学習習慣の身につけかたをお話していきますね。
アラームをかける
学習習慣が身についている子は、「何時から勉強を始める」といったリズムができています。
とはいえ、学習習慣のない子がいきなり「〇時から勉強」と決めても、その通りにできない時もあり、「上手く習慣づけできない・・・」といったケースも少なくありません。
そこで活用してほしいのがアラームです。
「〇時」と決めて、その時間になったらアラームを鳴らし、アラームが鳴ったら必ず勉強を始めるようにしましょう。
勉強に邪魔なものを排除する
勉強をする際は、邪魔なものを排除することも大切です。
ゲームやスマホ、漫画などが見えるところにあると、ついついそちらに気を取られがち。子どもですので、気が散ってしまうことや誘惑に負けてしまうのは仕方ありません。
そのため、勉強に関係のないもの、誘惑となる邪魔なものは、見えないところにしまっておくようにします。
勉強する間は親に預けるのが理想ですが、カギのかかる箱などに入れて物理的に取り出せないようにするのも有効です。
行動できたら記録する
決めた時間で行動できたら、記録するとモチベーションがアップできます。
自分で紙にチェックをつけていくのも良いですが、リビングのカレンダーに印をつけたり、シールを貼ったりするのがおすすめ。
家族にも「今日はきちんと勉強した」というのが分かるので、親御さんも褒めやすいですよね。
カレンダーの印がどんどん増えていくので、子どものやる気も持続します。
稀に自分で学習習慣を身につけられる子もいますが、自分だけでは難しい子が多いです。
そのため、親御さんの声掛けやグッズの活用などが大切になってきます。
学習習慣がきっちりと身につく1~2カ月ほどは大変かと思いますが、いちど身につけば“当たり前”のことになります。
この機会にぜひ学習習慣を身につける取り組みをしていきましょう。