中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
学年末テストが迫っていますね。
時間がないからこそ、あれこれ手を出してしまうのは効率的ではありません。
今回は、テスト直前にできる効率の良い勉強法を紹介していきます。
まずは全体像を把握する
テスト勉強を本格的に始めていない、テスト勉強は始めているけど出題範囲の全体像が掴めていない、といった方は、今からでも良いので全体像の把握をしましょう。
全体像の把握するためには、今年度使用した教科書を最初からざっくりと見ると分かりやすいです。
「昨年度に習ったと思っていたけど、これも今年度に習った内容だった!」「この辺は学校を休んでしまってきっちり勉強していなかった」といった気づきがある場合も。
今年度の授業や自主学習などを思い出しながら、サラッと全体像が掴めると良いかと思います。
これまでの定期テストを確認
全体像がある程度掴めたら、今年度の定期テストを見返してみましょう。
定期テストを見返すのには、2つの理由があります。
- 先生の出題傾向が分かる
- 自分の苦手が分かる
定期テストは先生によって出題傾向が異なります。
今年度中に何度も定期テストを受けているので、なんとなく傾向が分かっているかと思いますが、このタイミングで今一度確認してみましょう。
さらに「自分の苦手が分かる=集中して勉強すべきところが分かる」です。
なかには克服済みの苦手もあるかもしれませんし、間違い直しができなかったテストもあるかもしれません。
今の自分を知ることで、対策をより立てやすくする効果があります。
自分の得意ではない部分の基礎を固める
得意でない単元は、基礎にさかのぼって復習しましょう。
「あれも、これも」と手をつけてしまうと全て中途半端で終わってしまいかねませんので、勉強したい部分がたくさんあったとしても、やることを絞って取り組みましょう。
不得意な部分は基礎をしっかりと固めると、応用もすんなり自分のなかに入ってきやすいです。
基礎までさかのぼるのは遠回りのように見えるかもしれませんが、実は近道なのです。
テスト直前だからこそ、いつもより効率を考え勉強したいところ。焦る気持ちもあるかと思いますが、着実にテスト対策を行っていきましょう。