中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の三井です。
今回は、ゴールデンウィーク中に立てる
『勉強計画のコツ』についてお話ししたいと思います。
今年は4月28日~4月30日と5月3日~6日の7日間がゴールデンウィークで休みになります。
部活も遊びももちろん大切ですが、長期休暇は自主学習をするにはもってこいの機会です。
普段学校の授業や部活などに追われ、習ったばかりの単元で手いっぱいになってしまい、
「苦手」を「苦手」なままで進めてしまっているお子さまも多いです。
ですが、こういった長期休暇にはまとまった時間が確保でき
学校の授業も一旦ストップするので、復習を行って苦手を克服するには絶好のタイミングです。
このゴールデンウィークで、学年をさかのぼってでも苦手なところを復習する計画をお子さまと
立ててみるのも良いでしょう。
ただ、勉強計画をお子さまと立てる際に注意してほしい点があります。
それは、「復習する単元を絞る」という点です。
いくら長期休暇と言っても、ゴールデンウィークは夏休みや冬休みと比べるとどうしても確保できる時間は少ないです。
その少ない時間にあれもこれも復習しようとすると、どうしても全てが中途半端に終わってしまい
子どもも今一つ達成感を感じられません。
ですので、計画を立てる際には1科目か2科目に絞って、もっと言えば1単元や2単元に絞ってあげてください。
例えば
「今のうちに全然覚えられていない苦手な英単語を1日10個は覚える」
「このゴールデンウィーク中に苦手な数学の文章問題を、中学1年の問題から一日10問以上は解く」
など。
なるべく具体的に、尚且つその子が達成できそうな範囲で立てましょう。
そして、計画を立てて満足するのではなく、計画に沿って子供が本当に勉強を行っているかを見届け、
しっかりできているのであれば褒めてあげてください。
計画を立てる以上にここがとても重要です。