休校中家で勉強する為に知っておきたい英単語を覚える時の法則【中学生】

5月末までの休校延長に伴い、不安がさらに増している方がたくさんいらっしゃると思います。

本日は、休校中の自主学習に悩んでいる中学生のお子様向けに「英単語の勉強をする時に知っておきたいこと」をお伝えします。

中学英語でつまずくタイミングは大きく分けて3つあります。

①単語が覚えられない。

②文法が覚えられない。

③長文読解に手が出ない。

です。

この3つのつまずきは克服するのに時間がかかります。

その上、今年は新型ウイルスによる全国的な休校によって授業が削られています。

つまり、つまずくポイントはある程度自主学習で補わなければいけないということです。

今回は、最もつまずく人が多く高校受験の勉強の時も高校進学後にも苦しめられる人が多い①単語が覚えられないについて徹底解説していきます。

特に英語を中学で習った経験のある新中2、3年生のお子様は、自分の経験と照らし合わせながら読み進めてみてくださいね。

人間は、意味のない文字の羅列を記憶するのが苦手です。

英語を勉強して間もない人にとって、単語は、ただアルファベットという意味のない文字を羅列しただけのものです。

なので、英語初心者であればあるほど単語を覚えるのは難しく感じやすいということです。

では、どうすれば良いのでしょうか。

ずばり、単語の記憶の定着率をあげる一番の方法は「知っている単語を増やす」ということです。

単語と単語の関連性や類似性から記憶に定着しやすくなるからです。

「じゃあ初めのうちはどうしようもないってこと?」と思うかもしれませんが、そういうことではありません。

例えば英語を勉強して1日目に単語を3つしか覚えられなかったとします。

2日目も3日目も3つずつしか覚えられなくて、途方にくれるかもしれません。

しばらくそれを続けて10日間が経ち、計30個の単語を覚えたとします。

すると、11日目には初めの頃と比べると知っている単語の量が増えている為1日に覚えられる量が4つになったりします。

それをさらに続けてみたら21日目には1日で覚えられる単語が5つになったりします。

これは単純化した例なので必ずしもそうなるわけではありませんが、イメージはつきますでしょうか。

単語が覚えられないと思っていても、少しずつ覚えて確実に知識を増やしていけば、いずれはその知識を活用して効率的に覚えられる日が来るということです。

なので、例え覚えられなくても悲観的にならず、まずは「昨日覚えられた数と同じ数だけ覚える」ということを徹底すると良いでしょう。

また、「覚えられない単語が出てきた」と思った場合には、ひとまずその単語をノートにメモしておく癖をつけておきましょう。

今は覚えられなくても、いつかすんなり覚えられる時がきます。それは、その単語と似ている別の単語を覚えた時です。急ぐ必要がなさそうであれば、それまでじっくりノートに眠らせておきましょう。

 

いかがでしたか。

英単語が覚えるのがとにかく苦手と感じている方も少し希望が持てたのではないでしょうか。

1日1単語覚えるのが精一杯の人はそこから始めれば良いのです。

暗記は、家でやりやすい勉強のひとつです。ぜひ毛嫌いせずに挑戦してみてください。

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