こんにちは、教室長の丹下(たんげ)です!
今月は英語の勉強のやり方について、3回にわたってお話をさせていただきました。
今回は最後に、いままでの練習方法を実践していく中で、
徐々に英語を好きになるようになった
私の教室にいる生徒についてお話しします!
小学6年生のNさん。
彼女は英語を今まで習ったことがなく、
中学のために英語の準備をさせたい!と、体験時に保護者様から要望がありました。
しかし、はじめは学校の授業でしか英語を習ったことがないせいか、
「英語やりたくない!きらい!わかんないもん!」と言ってばかりでした。
私は「30分だけでもやってみようよ」と言い聞かせ、いやいや体験授業は始まりました。
Nさんがどれだけできるか、最初にアルファベットを大文字、そして小文字、
と何も見ずに書いてもらいました。
しかし、どちらもところどころ順番が違ったり、
「アルファベットの歌は歌えるけど思い出せない」
とミスが目立っていました。
それを丸付けしているだけで、「やっぱりできない!もうやめていい?」の繰り返しでした。
このままでは中学の英語の授業が始まった時には、苦手意識をもってしまう・・・
どうにか楽しく勉強させることはできないかと、ローマ字しりとりをやらせることにしました。
「ローマ字表を見ながらでいいから、20個つなげてみて。
1つルール決めるね。最後の20個目は「ん」で終わるように考えてみようか。」
最初は「絶対できない!」となかなか手が動きませんでしたが、そのうち、
「ねえ、「か」から始まるもの何があるかな?」
「小さい「つ」はどう書けばいいの?」
「のばすときは?」
と、黙々と手を動かし続け、気づけば1時間近くが経っていました。
次に塾に来た時には、第一声「ローマ字しりとりやりたい!」と。
すっかり彼女の中で英語への抵抗はなくなっていました。
何事も最初が肝心です。
いかに「楽しい」「これならできるかも」という状態にさせるかで
そのあとの学習意欲や成果は大きく変わってくるでしょう。
小学生での英語の準備に関してお話しした時にも書きましたが、
中学から初めて本格的に英語を勉強し始める子のほとんどが、
「英語はきらい」「やりたくない」といいます。
まだほとんど触れたことすらないはずなのに、こう思ってしまうのは、
つまり、すでに差を感じているからです。
「きらい」「いやだ」というところから勉強を始めても、やる気は出ないし、
その状態ではなかなか身についていかないですよね?
きっかけ1つでNさんのように気持ちは変わります。
気持ちが変われば行動が変わります。
行動が変われば結果が変わります。
そのきっかけを早いうちに与えてあげることが大切です!
では今回はここまでです!
投稿者プロフィール

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個人指導専門塾教室長の丹下です。
得意教科は英語です。文法の勉強が特に好きです。
趣味はスポーツ観戦です。球技全般好きで、毎日スポーツニュースのチェックは欠かせません。
生徒たちにはわかること、できることの楽しさを味わってもらいたいです!そのお手伝いを少しでもできればと思います。
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