中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の岡田です。
みなさん夏休みはいかがお過ごしでしょうか?
私の教室の生徒たちは「今度家族で海に行くんだ~!」「今日ともだちとお祭り行ったよ!」と嬉しそうに話してくれています。
そんな姿に私も元気を分け与えてもらっています!
さて、今回は、英語の勉強において最近保護者の方からご相談頂いたお悩みについて紹介します。
それは、「うちの子が英文法を頑張って覚えようとしているのですが、イマイチ頭に入っていないみたいで心配です・・・。」というものでした。
夏休みは、今まで習った科目や単元を復習する時間がたくさんある分、出来るだけ多く、かつ効率良く理解していきたいですよね。
中学校レベルの英文法をしっかりと理解していくには、英語の「骨組み」を知っていれば十分に理解出来るといえます。
その骨組みとは、「第5文型」と呼ばれるものです。
1.主語+動詞 「~は・・・する」
2.主語+動詞+目的語 「~は○○を・・・する」
3.主語+動詞+補語 「~は・・・である。」
4.主語+動詞+目的語1+目的語2 「~は○○を□□に・・・する」
5.主語+動詞+目的語+補語 「~は○○を・・・にする」
以上の文型ですが、
その中でもみなさんにぜひお伝えしておきたいのが「2.主語+動詞+目的語」です。
中学の授業で習う英文において、この②文型をもとに助動詞や前置詞といった「肉付け」がされているからです。
(例)
・私は野球をします。
→ I(主語) play(動詞) baseball(目的語).
ここに言葉をいくつか肉付けすると・・・
・私は明日、この公園で野球をするつもりです。
→ I(主語) will【助動詞】 play(動詞) baseball(目的語) in【前置詞】 this park tomorrow.
このように、主語と動詞の間に助動詞が入る、目的語の直後に前置詞が入るというように第②文型の隙間に言葉が入り込んでいき、一度その配置(助動詞はどの品詞の前にくるのか 等)を覚えてしまえばかなり定着しやすいです!
ただがむしゃらに文法を詰め込むより、「一度骨組みを覚えてから文法による品詞の位置を覚えていく」という手順で勉強してみてはいかがでしょうか?
どうすれば良いのか分からない子も、この視点を持つだけで頭の中がすっきりするかもしれません。
この夏休みを有効に使うためにもぜひ試してみてくださいね。