行動科学で不安を和らげる!子どもが安心できる家庭のつくり方
中学3年生のみなさんは、もうすぐ三者懇談の時期ですね。
進路についての話をするなかで、もしも第一志望の学校を先生に反対された場合、どうしたら良いのでしょうか。
先生が反対するのには理由がある
第一志望を出しても先生に反対されたら落ち込みますし、「じゃあどうしよう」と焦るかと思います。
とてもショックではありますが、先生には今までの経験から考える“反対する理由”があります。
「日ごろの成績や模試判定などから見て合格する可能性が低い」「ギリギリで合格できるかもしれないが、入学後に勉強についていけなくなる可能性がある」などのように、それなりの理由が。
なぜ反対されているのか、を明確にするのも重要です。
親子でしっかり話し合う
第一志望を先生に反対されたら、今後について親子でしっかりと話し合いましょう。
親は子どもにとっての一番の理解者。志望校の決定は大きな選択ですので、しっかりと親子で話し合うべきです。
先生の反対を受け入れてほかの学校を第一志望にするのか、反対を押し切って第一志望を変えずに頑張るのか、といったことをじっくり話し合うようにしましょう。
最終的な決定権は本人にある
親子で話し合うのが重要ではありますが、最終的な決定権は本人にあります。(これが一番忘れてはいけないことです。)
実際に受験をして、その後学校に通うのは子ども本人。
本人が納得しないまま「先生に言われたから」「親も言っていたし」と決めてしまうと、受験勉強へのモチベーションも下がります。
さらに、合格後「やっぱり学校が楽しくない」「あのとき自分の意見を通していれば…」と後悔しかねません。
先生に反対されたとしても、最終的に本人が一番納得できる選択が大切です。
親御さんは、ショックを受けていたり焦りを感じていたりするお子様のケアをしながら、お子様にとって後悔のない選択をするサポートができるといいですね。