中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
来年の春から3年間を過ごすことになる高校は、自分で決めなければ後悔することになります。
今回は、三者懇談で先生に反対された第一志望を目指す場合、今からどのような勉強をすべきかについてお話ししたいと思います。
先生の反対を押し切るからには実力行使しかない
先生の反対を押し切るからには実力行使しかありません。
「合格レベルまで学力を上げる」「先生が賛成してくれるくらいまでの実力をつける」ということです。
“今に見てろ”の気持でしっかりと勉強に取り組んでいくのが重要なのです。
親のサポートが重要
先生の反対を押し切って第一志望を目指すには、親御さんのサポートが重要です。
先生にいちど反対された学校を目指すのですから、お子様はそれなりの努力が必要です。そのため、メンタル面でダウンしてしまっては成し遂げられません。
また、お子様が集中して勉強できるような環境作りも、親御さんの協力なしでは難しいかと思います。
第一志望に向かい、一緒に乗り越えていけるように徹底的にサポートしていきましょう。
学力の底上げをしていきましょう
第一志望を目指すための前提として、学力を底上げしていきましょう。
まずは、ざっくりとした計画を立てることから。
受験当日までの期間・一日に勉強に割ける時間・土日や冬休みの勉強時間をざっくりと考えて、どのくらいの学習ができるかの見通しを立てます。
このときの計画は、あくまでも目安。細かな計画はその都度立てるようにします。
さかのぼり学習で分からない単元や苦手な科目を徹底的に解決
先生に反対された第一志望に入学できるほどの受験勉強となると、難しい勉強をしなければいけないような気がしてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。
あくまでも基礎が大切。積み木を想像すると分かりやすいですが、土台がしっかりとできていなければ、その上に積み上げることはできません。
一時的には積み上げることができても、簡単に崩れてしまうものです。
「頑張ろう」と意気込んでも1年生・2年生で勉強したことを学習し直すとなると、なんだか拍子抜けしてしまうかもしれません。
しかし、とても大切なことですし、苦手な科目のほうが伸び幅が大きいので重点的に取り組んでいきましょう。
分からない問題を減らしていく
- 教科書を見ながら大事そうなところをノートにまとめる
- 問題集を解く
どちらが効率の良い勉強に思いますか。
正解は2です。
教科書をベースに大事なところをノートにまとめる作業は、学校の授業でもやっているかと思います。
「何が分からないのか」が分からないまま、がむしゃらに勉強しても効率の悪いので、問題集を解いて自分が分からないところを把握する⇒間違った問題を中心に学習する
といった勉強をしていきましょう。