中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
いよいよ11月に突入し、中学生の皆さんは定期テストを控えていますね。日々の予習・復習に加え、宿題をこなすなど忙しい日々を過ごしていることでしょう。
そんな中でも「この時間は勉強をする」というマイルールを設定することで、勉強時間を確保出来ます。
そこで今回は、勉強のマイルール設定についてお話します。
マイルール設定のコツ
マイルールを設定するときに大切なことが2つあります。
①具体的な数字を入れたルールを設定すること
②お子様と話し合った上で設定をすること
です。
①具体的な数字を入れたルールを設定すること
せっかくルールを設定しても、あいまいなものにしてしまうと実践出来ているかがわからなくなってしまいます。
1日10個は英単語を覚える、毎日1時間は勉強する、など具体的な数字が入っていると、どれくらい頑張れば良いかがわかりやすくなります。
②お子様と話し合ったうえでルールを設定すること
「〇〇しなさいと言われたから」とだれかに言われてルールを決めてしまうと、どうしてもやる気が出にくくなってしまうもの。反対に、自分で決めたルールであれば、守らなくちゃ!という気持ちになりやすいですよね。
お子様と一緒にルールを決めることで、コミュニケーションを取ることも出来ます。
マイルールの例
①早朝や夕食前などを勉強時間として設定する
早起きが得意なお子様であれば早朝に、夕方に余裕があるのであれば夕食前に、勉強時間を設定してみましょう。
始めは少し大変かもしれませんが、慣れてしまえば習慣になってしまいます。
登校前の15分、夕食前の30分など、終わりの時間を決めて取り組むことで集中力アップも期待出来ます。
②すきま時間を有効活用する
電車やバスで通学している場合には、移動時間をすきま時間として活用しましょう。
また、例えば学校にいる時であれば部活が始まる前の5分間。家にいる時であれば、お風呂に入ろうとしたら家族が入っていてすぐには入れなかった時の待ち時間5分間。意外とすきま時間はいろんなところに潜んでいるものです。
たとえ1回のすきま時間が5分や10分程度だとしても、積み重なれば膨大な時間になります。
すきま時間には、暗記系の勉強がおすすめです。単語を覚えたり、基礎固めのための一問一答式の問題を解く時間にしてみましょう。
忙しい中で勉強時間を確保するのは大変なもの。
無理のない範囲で、お子様にあったルールをお子様と一緒に決めて、ぜひ実践してみてくださいね。