中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
新型コロナウイルスの流行により、以前に比べストレスを強く感じるようになったり、神経質になったりしている方も多いのではないでしょうか。
ストレスを感じているのは、大人だけではありません。ストレスを感じるかどうかは、子どもたちも例外ではないのです。
そこで今回は、子どもたちのストレスの実態に迫ります。
内閣府の報告によると、社会生活や日常生活を円滑に送ることができなかった経験の有無について、「あった」と回答したのは13~14歳では8.5%、15~19歳では22.1%となっています。
年齢を重ねるにつれて、関わる人が増えたり、挑戦することが増えるため、「あった」と回答した人が増えているのかもしれません。
では、子どもたちはどういったことでそうした問題が起こっていると考えているのでしょうか。
問題を経験した理由として、【自分自身】について全体で最も高いのは、「人づきあいが苦手だから」(55.4%)でした。
個々が尊重されるようになる一方で、人づきあいが難しいと感じている子どもが増えているようです。
【学校】については、「特にない」(24.8%)が最も高く、次いで「集団行動が苦手だったから」(23.6%)、「友達との関係が悪かったから」(21.6%)となっています。
これらの回答からも、人と過ごすことの難しさを子どもたちが感じていることがわかります。
問題を経験した理由の中で、特に影響が強かったと思うことについて、
全体で最も高いのは、「自分自身の問題」(66.8%)となっていることから、
問題に直面したとき、自分を責めてしまうお子さんが多いのかもしれない、という予想が立てられます。
内省は大切なことですが、必要以上に自分を責めることがないように見守りたいですね。
いかがでしたか。
「子どもはストレスなんてないだろう」と軽く考えるべからず。
子どもの変化を見逃さず、親身になって考えていきたいですね。
◎参照
内閣府「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」
https://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/ishiki/r01/pdf-index.html