中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の丹下です。
愛知岐阜のほとんどの地域で、休校延長が決まりましたね。
入学式や始業式でお友だちに会えたのも束の間、不安を感じている方が多いのではないでしょうか。
いつから授業が再開するか確実なことはわかっていませんが、今年中学校に入学する子は、今のうちに良いスタートダッシュが出来るような準備をしていきましょう。
授業が再開したら、特に新中 1 のお子様は小学校との変化に戸惑うことも増えてくると思います。
小学校と中学校でどんなことが変わるのでしょうか。
① 生活面
・朝起きる時間が変わる・・・通学にかかる時間が変わったり、部活動の朝練があると 1 時間ほどいつもより早く行動しなければいけなくなります(もしかしたら再開するまで時間がかかるかもしれませんが…)
・体が疲れやすくなる・・・体力的にもそうですが、環境が変わることで心にも負担がかかります。家に帰ってつい居眠りしてしまうことも出てくるでしょう。
・寝る時間が遅くなる・・・部活動で帰りが遅くなったり、宿題をやっていたらいつの間にかこんな時間に!ということが多くなっていきます。
② 勉強面
・内容が難しくなる・・・小学校の内容が土台となり、ぐっと難しくなります。授業のスピードも速くなります。
・宿題が増える・・・英語ノート、漢字ノート、自主勉強ノート、また各科目の授業で出される宿題など…….。学校にもよりますが、小学校よりも格段に増えるのは間違いありません。定期テストの際には、普段の宿題にプラスしてテスト当日に提出しなければいけない課題もあります。
まずは、これらの変化が起こってくるということを知っておくだけでも違います。中学生は忙しいのが当たり前なんだということを覚えておきましょう。
これを踏まえて、新中 1 の子には最初の 1 か月で必ずやってほしいことがあります。
それは、「勉強のペースを作る」ということです。
- “夜ご飯を食べる前に宿題を終わらせる”
- “22 時には寝られるように 20 時までに宿題をやる”
など、「この時間は勉強の時間」という、固定の時間を意識的に無理やりにでも作っていき、それを継続していきましょう。
これが 5 月になってしまうと、部活動が少しずつ本格的に始まってきます。部活が始まればさらに体力的にきつくなったり、帰りが遅くなって家での時間も少なくなります。
こんなときに勉強のペース作りは難しいです。
とりあえず学校の生活に慣れてからリズムを作ればいいや、というのは絶対にやめましょう。
今回は、休校が続いていることもあり、授業が開始してもいつもよりダラダラしてしまうことが考えられます。
授業が始まれば疲れもどっと出ることでしょう。
だからこそ早めに、この休校期間中に生活リズムを整えていきましょう。
おうちで 1 日のタイムスケジュールを作ってみるなど、保護者様も一緒に何か取り組めるとお子様にはさらに効果的です。