中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
最近一段と寒くなってきましたが、皆様、体調は大丈夫ですか。
本日は2020 年から新しくなる学習指導要領について、「一体何が変わるのか」についてお伝えします。
大きく変わるのが下記の 2 点です。
- 英語が小 5・ 6 で教科化
- 高校で科目及び必須科目が大幅に変更
小中学生の皆さんが、今大きく関係してくるのは「英語が小 5・ 6 で教科化」することです。
中学生の皆さんは関係ないと思われるでしょうが、関係大ありです。
現在、中学 1 年生で学習している英語の内容の一部が前倒しになるのです。
すなわち、小 5・6 の今までの「外国語に触れましょう。」という授業のスタイルが変わり、
単語や文法(文章のつくり)を覚えて理解するところまで求められるようになるのです。
中学生の皆さんに覚えてもらいたいのが小学生が前倒しになるなら、
その分中学生の問題の難易度や学習内容も増えるということです。
もちろん、
来年度の中1の英語の内容が、がらりと変わって今までとは比べ物にならないくらい難しくなる
なんてことはありませんが、この2〜3年での小学校英語は2020年度からの学習指導要領改訂に向けて徐々に準備を進めていました。
小学校では意識的に英語の学習内容を変えてきています。
それにあわせて、2020年度から中学英語の特に導入部分の授業スピードが、今までより早くなるという可能性は大いにあります。
これを聞いて「どうしよう。」と不安になる必要はありません。
小学生、中学生の皆さんが今後やるべきことは、今できる準備をするということです。
新中2、3年生は、学校の前日に、明日やるであろう教科書のページを少し読んでみたり、
英単語を少し先取りして辞書で引いたり。
新中1年生は、アルファベットの大文字や小文字の練習をしてみたり。
1月のこの時期から簡単なことを積み重ねておくことで、後から大きい結果が返ってきます。
難しいことはありません。
例えば「明日はこんなことをやるんだ。」と分かっているだけで、授業での吸収力は変わるモノです。
今出来ることを着実にやって、新学習指導要領がスタートしてもそれ以前とのギャップに驚かずに、
進められると良いですね。