中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の田中です。
突然ですが、皆さん、生活習慣は整っていますか。
睡眠はしっかりとれていると断言できますか。
今回、お話させて頂くのは、生活習慣の中でも特に大事な睡眠についてです。
昔から早起きは三文の徳と言いますが、現代社会においては三文どころではありません。
睡眠は、
- 疲労回復
- ストレス解消
- 記憶の定着
など生活が充実する効果がたくさんあります。
睡眠は体と心を健康に保つために必要不可欠な行動です。
睡眠不足は、心にも体にも影響が出てしまいますので決して軽視してはいけません。
「早寝早起きした方がいいことは分かっている…でも出来ないんだ!」
というあなたに、早寝早起きを実現するための方法をいくつかご紹介致します。
1. ×早寝早起き→〇早起き早寝 !
いつもと同じ時間に起きたにも関わらず、いつもよりも早い時間に眠ろうとしたことはありませんか。
ですが、いつもより早く眠ろうとしても、なかなか寝付けず、結果として早寝ができません。
そこで、先に早く寝るのではなく、先に早起きをしてみましょう。
早起きした結果、早い時刻に就寝でき、また早起きができるようになるのです。
そのため、早寝早起きではなく、「早起き早寝」をするようにしましょう。
2. 少しずつ起床時刻を早める
急激な変化は体がついていけなくなるので、早起き早寝生活を無理なくスタートするために、
生活を10分ずつ早めましょう。
起きる時間を10分早めるなどです。
それでも辛い方は、5分からでも行いましょう。
とはいえ、朝が苦手な人は、いつもより 5分早く起きるだけでも難しいと思います。
そこで、早起きを楽にする方法を併せてご紹介致します。
☆目覚めに合わせて光を取り入れる
光の刺激を受けると交感神経が刺激され、脳と身体が活動的になり目が覚めます。
このメカニズムを目覚ましに活用しましょう。
例えば…
・カーテンを少し開けたまま眠る
・起きた時にすぐにカーテンを開ける。
・画面輝度を最大にしてスマホチェック
などです。
他にも、「起きたら立ってストレッチをしよう」など、起きた時にすることを決めておくだけでも効果があります。
☆午前中に日光を浴びる
午前中に、より多くの日光を浴びると、就寝を促すホルモンが出るため夜間に熟睡できるようになります。
☆夕方以降は光を避ける
反対に、夕方以降に光の刺激を受けるとそのホルモンが抑制されます。
極力、明るい光を避けるようにしましょう。
例えば…
・夜中に明るいところに行かない
・夜間は照明を弱める
・テレビ、PC、スマホの画面輝度を下げる
などです。
いかかでしたか。
これはお子さんだけでなく、生活リズムにお悩みを持つ全ての方に使える知識です。
学生さんの場合は、早寝早起きを習慣づけて良い生活習慣のサイクルを形成していくことで、
勉強場面で良いパフォーマンスが発揮できるようになります。
ぜひ、日々の生活に取り入れてみてください。