中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の田中です。
前回は、冬休み前にやるべき冬休みの下準備についてお話ししました。
今回は、「冬休み明けに成功した子たちの冬休み中の勉強のやり方」を具体的にお伝えします。
前回にもお伝えした通り、冬休みが始まる前に「苦手な単元の復習」を軸とした学習計画をたてましょう。
高校入試の出題範囲は基本的に中学校 3 年間で習った範囲です。
長期休みに苦手を克服しておくことで、今後の受験勉強をスムーズに進めることができます。
具体的な勉強内容について、学年別にご覧ください。
- 中学1、2年生
1、2年後、の受験に備えて、今まで習った範囲の基本問題を解けるようにしましょう。
学校のワークを含め、問題集は大抵「例題」「基本問題」「練習問題」「応用問題」のように
その問題のレベルが一目でわかるようになっています。
その中で「基本問題」が解けるかどうかを、ひとつの目安にしましょう。
過去のノートを見返して(問題を解いた時点で、間違えた問題は問題集にチェックを入れていることが望ましいのですが)、基本問題でよくつまずいている単元をピックアップし、学習計画に落とし込みましょう。
どうせ受験生になったら、やり直さなければいけなくなるものです。
やるなら、今やりましょう。
また、志望校や将来のことについて考える良い機会です。
受験生になってあたふたする前に、気になる高校があれば調べてみましょう。
高校について調べる時間も、計画に入れると良いです。
- 中学 3 年生
中学 3 年生は受験直前です。
過去問を解き、必ず間違い直しをしましょう。
どうしても、受験前の焦りで、広い範囲を浅くやってしまう傾向があります。
焦っている時こそ、勉強のやり方を思い出して間違い直しを丁寧にやるように心がけてみてください。
また、時間配分と見直しについても再度検討しましょう。
過去問を問いて、時間が足りないと感じたら解き方(順番)を考える必要があります。
何度でもいいますが、冬休みはあっという間に過ぎてしまいます。
やり残したことが無いように、必ず冬休み前に勉強計画をて行動にうつしていきましょう。