中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、個人指導専門塾の丹下です。
定期テストが近づいてきましたね。
今回は「定期テスト上位常連の子がやっているテスト勉強法ベスト3」をテーマにお話します。
いざテスト週間になって何をやっていいかわからない、どう勉強していいかわからないという方、多いと思います。
どの勉強法も、試して効果を実感している子がほとんどです。
自分が、または自分の子どもが、実践している姿を想像して読んでみてください。
3 位:友達に勉強を教える
テスト前に友達と一緒に勉強するという子も多いと思います。
勉強よりおしゃべりに夢中になってはいけませんが「人に勉強を教える」というのは、とても良い勉強法です。
勉強以外でも、人に教えようとすると、何を聞かれても良いようにより細かいところまで
完璧にしようとしますよね。
教えることで自分の理解度をテストしているような感じです。
「あとでテストする」と伝えて勉強させたグループよりも、
「あとで別の人に教えなければいけない」と伝えて勉強させたグループの方が、テストの点数が良かった、
という研究結果もあります。
「これを誰かに教えるぞ」と意識するだけでも学習の効率は上がるということです。
2 位:テストまでの計画・ルールを作る
テスト前に勉強時間を確保してしっかり勉強している子は、範囲が発表されると、
ざっくりと勉強の計画を立てていく子が多いです。
「テスト課題をいつまでに終わらせて〇時から〇時は勉強して…」など決まり事を作って、
普段より勉強時間を取れるようにしておきたいものです。
スケジュールを立てて見えるところに置いておく、勉強時間を毎回計測・記録しておく、
ということだけでも、モチベーションの向上、効率アップにつながります。
1 位:テスト課題を 3 回解きなおす
定期テストの点数が高いほとんどの子がやっているのは、テスト課題の解き直しです。
いろいろな参考書や問題集に手を出すのではなく、1 冊を完璧に仕上げることを意識しましょう。
1 回目は自分がわからない、覚えていないところを把握する。
2 回目は 1 回目でできなかったところがどれだけ覚えられたか確認する。
3 回目で最終チェック。合間でノートまとめをしたり、教科書をもう一度読み直したりする
学校のワークをまずはやりこむ、ある程度できる問題が増えてから、
ほかの問題集でも応用がきくかを見ていくようにしましょう。
どれもおすすめのやり方ばかりです。
やるかやらないかは、その子と周りの働きかけ方次第です。
どれか 1 つでも次のテストの際に試してみてはいかかでしょうか。