中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
本日は前回に引き続き、実際に私どもの教室でやっている受験生の勉強の進め方をお話しします。
前回は、自分の苦手を分析するところまでお話ししました。
まだ前回の記事をご覧になってない方はぜひご覧ください。→「(https://senmonjuku.com/zyukenzissainikiwotuketeirukoto/)」
自分の具体的な苦手を分析したら、次は現在地の把握です。
志望校や目標点数と今の実力を比べます。
その上で、何の教科のどの単元を強化していくかを決め、それを元に学習計画を立てます。
ここで気をつけるべき点は、必ずしも苦手ばかりカバーしようとする必要はないということです。
例えば、「関数が苦手で今一番点数がとれていないから、関数の勉強を重点的にがんばる」では効率的ではありません。
ならば、関数の基本問題だけ復習して、他のもう少しできる単元をさらに強化した方が良い場合もあります。
大事なのは、現時点と到達目標を比較して、足りない部分をどこで補うのが一番良いのかきちんと考えることです。
学習計画は、まず本人に立ててもらい、それをもとに子どもと相談しながら修正していきます。
学習計画をこちらから一方的に押し付けてしまっては、いくら良い学習計画でも子どもの気持ちが継続しなくなることがあります。
自分自身で決めるということに重点を置いています。
計画を立てることができたら、あとはそれを実行します。計画通り進めることができているかどうか、セルフチェックを毎日、そしてこちらからのチェックを最低週一回行います。
自分でチェックするなんて子どもに出来るのだろうか・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、習慣にすることができれば、できます。
長く通っている子は小学生でも毎日やってもらっています。
10 月以降は、「○時間勉強した」より、「計画を立て、その通りに進んだ」かどうかが大切です。
自分自身の目標と現状のギャップを見つめ、その差を埋めるための計画を立て、実行していきましょう。
まずは、実力テストや模試の見直しからです。
迷った時は、ぜひお気軽にお電話いただくか、お近くの教室までお問い合わせくださいね。