受験生の親子が描いた小さな成功の道筋:具体的な目標が未来を変えた
こんにちは。個人指導専門塾の田中です。
先輩が部活を卒業し、2年生主体のチームになった部も多いことでしょう。
また、後期は体育祭や文化祭などイベントが目白押しです。
そんな忙しい中でも、勉強は手を抜いてはいけません。
今回は「勉強と部活を両立させる方法」について考えていきましょう。
そもそも、なぜ勉強と部活の両立は難しいのでしょうか。
部活ばかりで勉強ができていない子は
「部活が終わって帰ると、疲れてすぐ寝ちゃうからできない」
「勉強している暇なんて無い」
ということをよく言います。
しかし、本当にそれは仕方無いことなのでしょうか?
一方で、勉強と部活をきちんと両立できている子もいます。
では、そのような子はどんな工夫をしているのか、見ていきましょう。
【睡魔対策】
①15 分の仮眠
眠い時には仮眠を取るのが一番効果的。
しかし、15 分以上は NG です。
メラトニンという物質が出て、熟睡してしまうため、必ず 15 分以内に抑えましょう。
(2)朝型に切り替え
夜は早く寝て、朝少し早く起きて勉強する、など勉強スタイルを夜型から朝型へ切り替えましょう。
朝の冴えた頭で机に向かうと、効率的に勉強が出来ます。
【時間の使い方】
突然ですが、みなさんは1日何回食事をしますか。
朝、昼、夜、の3回でしょうか。
間食をする人はもっと回数が多くなりますよね。
1日の摂取目安カロリーというものがありますよね。
1日3食食べている人は、その食べるべき量を3回に分けて食べているということです。
しかし、もしそれを一度に食べている人を見たら皆さんはどう思いますか。
「分けて食べればいいのに」と思いますよね。
また、一度に食べている人自身もお腹がいっぱいになってつらいですよね。
夜の 9 時から、勉強を一気にやるということは、それと同じです。
一気にやるのはしんどいのです。
そこで、小分けにして少しずつやりましょう。
例えば…
- 歯磨き中→英単語
- 移動時間(通学)→リスニング
- 休み時間(授業と授業の合間)→小テストの出し合いなどです。
隙間時間を活用し、机に向かわずとも勉強しましょう。
もうひとつ気をつけるべきことがあります。
それは、言い訳についてです。
心理学の言葉で「自己成就予言」というものがあります。
自己成就予言とは、「自分の発言や信じていることが実際に起こるように、無意識に自分からその方向に努力してしまうこと」です。
そのため、言い訳ばかりしていると、
その言い訳に合った能力になるまで無意識に自分の力を抑えようとしてしまいます。
言い訳でネガティブなことばかり言っていると、本当にその通りにしかなりません。
いきなり全て変えるのは大変だと思います。
今回お話ししたことの中で何か一つでもできることを見つけて、変えていきましょう。