中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
新学期が始まって2週間が経ちますが生活リズムは戻りましたか。
学校の授業も新しい単元に入っているかと思います。
中3は、これからは問題をたくさん解き、実践的な勉強に入っていきます。
同時に、内申点を取るために必死になってくる頃だと思います。
そもそも「内申点」ってなんでしょうか。
学期末に通知表が渡されますよね。その通知表に書かれている5段階で評価される数値のことを内申点といいます。
一言で言えば、一人一人の中学での頑張りを数値に表したものです。
定期テストの点数はもちろんのこと、提出物、授業態度など、学校でどれだけ頑張ったかを数値で見るモノです。
この内申点には、もう一つ大きな役割があります。
それは、高校受験の合否を決める、という役割です。
高校受験の一般入試には「当日点」と「内申点」が必要です。
当日点は受験当日に受けるテストの点数です。
これは、受験当日まで分からない数値です。その時の状態によって点数が前後することもあります。
それに対して内申点は3年間の学校生活を数値で評価されたものです。
「自分がこの高校に行きたい」と思ったときに、高ければ高いほど大きな味方になってくれます。
そこで、まず大切にしてほしいことは「今から内申点を意識する」ということです。
2年生の時は2をとっていたけど、3年生になったらいきなり5をとれた。ということはなかなか起きません。
今から内申点をキープして、そのまま中3を走り切る、という方が確実です。
例えば
・提出物を期日までに出す。
・提出物は、答えを写しただけの状態ではなく、勉強した形跡が分かるようにして提出する。
・授業で挙手をする。
・先生にわからないところを質問しに行く。
一概には言えませんが、そのような行動一つ一つが内申点に関わってきます。
1,2年生で出来ていないことは3年生になっても出来ません。
だからこそ、今から少しずつで良いので行動しましょう。
まずは、自分にとって一番やりやすい行動を選んで、やってみましょう。