中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の坂口です。
夏休みも残り僅かです。お子さんは学校の宿題を終えていますか。
宿題を終えていないお子さんもいらっしゃるかもしれませんが、
今からでも計画を立てて、夏休み中に終えられるようにしましょう。
宿題を終えているお子さんは、何かプラスで勉強出来ているでしょうか。
「夏休みの序盤に宿題を終えて、あとは遊ぶだけ」では2学期からの勉強が心配です。
今のうちに、1学期の内容を整理しておく必要があります。
そこで今回は「宿題を終えて何をしたらいいのか迷っているお子さんが簡単に出来る復習方法」をお伝えいたします。
一番にやるべきことは、夏休みの課題の見直しです。
課題で出された問題を理解したつもりで終わってしまっていないか確認するためです。
まず、×がついた問題から「間違い直し」をしていきます。
問題の間違え方は
- 解き方が分からない
- 覚えていない
- ケアレスミス
の3つに分けることが出来ます。
ケアレスミスの場合は解き直しで正解することが出来るかもしれません。
しかし、解き方が分からなかったり覚えていない知識に関する問題は、
解きなおしてもまた×になってしまうことがよくあります。
そのような問題があったら、解説に目を通し、理解出来るまで反復します。
また、次も間違えてしまう恐れがあるので、その問題に付箋を貼っておくと良いでしょう。
間違い直しについてはこちらの記事も参考にしてください。→何のために間違い直しをするの?
その後、付箋を貼った箇所から「自分は何が苦手なのか」を確認します。
こうすることで苦手な単元を知ることができ、「次はどんな勉強をしようか」と考える足掛かりになります。
また、×がもともと多い単元は、そのページごとやり直すのも良いでしょう。
きっとその単元はその子の苦手な単元です。
仮に、それらの×がケアレスミスによる場合のものであっても、
もう一度解き直して答え合わせをすることで、自分のケアレスミスの傾向が見えてくるかもしれません。
このように、
「どんな勉強をするべきなのか」
「なぜもう一度課題をやり直す必要があるのか」
をひとつづつお子さんに教えてあげれば、
お子さんの勉強に対する意欲がかわります。
こちらから提示するだけで変わることがあります。
ぜひ参考にしてみてください。