中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
みなさん期末テストの時期でしょうか。
中間テストの反省を、今回のテスト勉強に生かすことはできていますか?
今回は「定期テストの解き直しのやり方」についてお話します。
テストが返されてから間違い直しは行っていますか。
返ってきたテストの点数や順位だけを見て一喜一憂するだけではいけません。
点数や順位も大切ですが、
それよりも、なぜ間違えてしまったのか、間違えた問題は理解できたのかというところに目を向けていきましょう。
少なくとも、間違えた問題だけはやり直しましょう。
解き直しをするときは、下の5つの手順通りにやると良いです。
①問題用紙に間違えてしまった問題をチェックする。
②(模範解答をもらっていれば)解説を見て、どこが自分の考え方と違うのか確認する
③どうして間違えたのかを解答用紙にメモする(公式を忘れていたなら公式をメモ、マイナスつけ忘れなど)
④ノートに間違えた問題をやり直す
⑤丸つけをする
普段の学校の宿題やテスト課題をやるときもそうですが、
丸つけのときに答えだけ写していたり、書いていた答えを消してしまう子が非常に多いです。
答えだけでなく、途中式や解説も含めて書き写すことが大切です。
なぜその答えになったのかを、目で見てわかるように書き残しておくことで、より頭に入りやすくなります。
また、間違った答えも消さずに、まずはどこが違うのか確認してから、
自分が書いた答えの隣に、正しい解答や解説を書くようにしましょう。
誤った解答と正しい解答を書きならべておくと、どこから間違えてしまったのかがはっきりわかります。
「“答えを写す前に”解説を読む→なぜ間違えたのか、どこが違うのか考える」
この順番は必ず守りましょう。
それでもわからないところ、納得いかないところがあれば、
解説や途中式のわからないところにマーカーなどで印を入れておき、
学校の先生や友達に、すぐ質問できるようにしておきましょう。
なぜ間違えたのかなどをメモし続けていくと、自分が普段どういうミスが多いのか傾向がわかってきます。
それがわかると、テスト前、見直しするべきポイントも絞られてきますよね。
自分の間違えやすい傾向が分かるだけで普段の勉強が、ぐっとやりやすくなりますよ。
普段のやり方がまずいな…と思った方は、ぜひ試してみてください。