逆戻り学習で苦手克服!新学年までの計画的勉強法
こんにちは、教室長の丹下です。
2期制の方も3期制の方も、初めての定期テストお疲れさまでした。どうだったでしょうか。
3期制の方はもう次の期末テストが迫っていますね。
中間テストの反省を生かしてテスト勉強をスタートさせたいところです。
さて今回は、「テスト前の勉強方法」について、私の教室で実際に行っていることを紹介します。
私の教室では、いつもテストの1か月ほど前から行っていることがあります。
それは、テストまでのカレンダーを作ることです。
テストまであと1か月になると必ず、
生徒全員が見える位置に、テストまでのカレンダーを書き出し、テストの日付とテスト課題の終了目安の日にちに
印をつけます。
そして、カレンダーを作成した週、テストの2週間前、10日前、1週間前などに、
「〇日にテストがあるから、その1週間前には課題を終えておくこと」
「×日にならないと部活停止にならないから、今から習ったところは進めておくように」
と、いつまでに、何をやるのかをこまめに声掛けしていきます。
私の教室のRくんは、テストの前日まで課題に追われている子でした。
部活動に加え、クラブチームにも所属しているので土日は1日つぶれてしまい、
なかなか膨大な課題を計画的に終えることができませんでした。
そこで、まずはテストの3日前にはテスト課題を終えることを目標に、
いつもより1週間早く課題に取り組むことを決めました。
この約束を決めて最初のテストは、テストの前日には課題を終えることができました。
ところが、結果はそこまで伸ばすことが出来ませんでした。
普段よりは早くやり始めましたが、その分、1回にやる量が少なかったのです。
この経験から、Rくんは
もっと早めに、習ったところまでは毎回こまめに進めていかないといけないということに気づくことができました。
次の定期テスト、いつも通りカレンダーを書き、「そろそろテスト課題進めておいてね。」と声をかけると、
「もう数学は習ってるところまで終わってます。」とのこと。
このとき初めて、3日前には課題を終え、2回目の解き直しに入ることが出来たのです。
点数も合計30点ほどアップさせることができました。
私の教室では、7割の子はテストの1週間前にはテスト課題が終わって、2回目の解き直しに入っています。
“テスト前は課題だけで終わってる…“
そんな子は、まず、テスト前の計画立てから始めてみてはいかがでしょうか?