中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは。個人指導専門塾の柵木です。
小学生の子たちは、地域によってはそろそろ運動会でしょうか。
この時期はよく「疲れて勉強できない」という言葉を聞きます。
運動会の練習もさることながら、新しくできた友だちと全力で遊んできてしまうので家に帰るとクタクタ……
正直、クタクタ状態で勉強するのは難しいです。
ではどうしたらよいのでしょうか。
それは「あらかじめ計画を立てておくこと」です。
夜ごはんの前に宿題をする、お風呂に入ったら勉強する、など。
アラームをかけて18時になったらやる、としても良いでしょう。
その時に一緒に決めてほしいのは
- ご褒美
- ペナルティ
この2つです。
「計画を立てる」とはつまり、やるべきことをやる「約束」をする、ということです。
- 約束を守れたね、じゃあ○○していいよ。
- できなかったね、じゃあ△△はお預けかな。
と言った具合です。
もちろん言葉で褒める、叱るだけでも良いのですが、それだけだとだんだん子どもも慣れてきます。
約束をあらかじめ決めておけば、やらない言い訳は減ります。
そしてもうひとつ大事なことがあります。
それは、決めた約束を忘れないように紙に書いて貼っておくということです。
書いてないこと、決めてないことを叱られることほど子どもが嫌がることはないです。
子どもが約束を忘れていて叱られた場合も納得はしません。
いつでも確認できるようにしておくことが大事です。
小学生に、「勉強は将来大事だ」と言ってもなかなか伝わりません。
でも保護者の方が褒めてくれたら頑張ることが出来ます。
続ける習慣が出来れば、自ずと出来ることも増えます。
出来ることが増えたら、それがいわゆる「やる気」につながります。
やる気が出たら頑張る、は進む方向が逆なのです。
頑張った結果でやる気が出てくるのです。
ぜひそのことを念頭にお子さんにも声をかけてあげてください。