中学生のテスト勉強を応援!行動科学を使った声かけ方法とNG例
こんにちは、教室長の丹下です。
新学期が始まって1か月が経ちました。
勉強も部活も忙しいことと思いますが、学校生活にはもう慣れた様子でしょうか?
以前に新学期の目標を立ててみましょうというお話をしました。さて、どのような目標を立てたか覚えているでしょうか?
今回は「目標達成のために行動を継続する方法」についてお話します。
目標を達成するために、好ましい行動を引き出す方法としては大きく2つあります。
- ご褒美をつくること
- ペナルティをつくること
目標を達成できたとき、あるいはできなかったときにはもちろんですが、
最終目標を達成するための小さなゴール(スモールゴール)を達成できたかどうか、
最終目標を達成するための行動をしたかどうかに応じても、ご褒美やペナルティを設けることは効果的です。
ご褒美の例としては、
- 夕飯のメニューをお子さんの好きなものにする
- 週末にどこか外食やお出かけをする
など小さなことで構いません。
ペナルティも、
- お手伝いを1つしてもらう
- スマホやゲームを1日おあずけ
などそれほど大きな罰にならない程度に作りましょう。
これらを事前にお子さんに伝えておいたり、一緒に決めたりすると、なおいいですね。
1番大切なことは、お子さんと共有することです。
大人がごほうびやペナルティを勝手に決めて与えても「勝手に決められた」という不満が残ってしまいます。
その行動が、どうして必要なのかを説明したうえで、
「それを頑張るための方法」としてご褒美やペナルティを設定しましょう。
目標はもちろんですが、ご褒美やペナルティも一緒に決める、伝えることで、
お子さんは「見てくれている」「応援してくれている」「期待されている」と感じることができます。
この気持ちがさらにモチベーションにつながっていくのです。
定期的に、目標やご褒美、ペナルティを確認する時間も忘れずに作っていきましょう。